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■ ベッドの上で
2003年01月23日(木)
今日は久々にちょっぴり緊張しました…。
いや…でもかなり開き直りも入っていたので、
そうでもなかったか（笑）
学校の授業で行われたロールプレイング。
利用者さまのお宅へ訪問した介護者が、いろんな介護をする…という設定で
5人ひとグループなんですよね。
私たちのグループは今日だったわけです。
内容は排泄介助。
ま、つまりオムツを替えてもらうというわけですな。
しかも、それは尿ではなくて便なのですね〜。
今朝はさっそく「便作り」です。
グループで持ち寄った何種類かのお味噌を混ぜて…
あ〜いいにおい♪絶対においしいお味噌汁できるよ〜！っていう気もしましたが、
それにちょっとソースやら、のりやらを混ぜてリアル感を出してね…
下半身モデルさんに塗り付けました(^O^)
そしてオムツをして重力をかけてみたりして〜。
私も利用者役なので、スタンバイです。
ジャージの上からオムツをはめて、パジャマのズボンをはいて…
上もパジャマを着て、
左半身麻痺の、最愛の夫を亡くしてショックのあまり…もう生きる意欲を無くしてしまったおばあさんを演じました。
枕元には夫の写真をおいてね〜
これも昨日、どうする？
誰の写真をおく？って討議しましたっけ…。
誰か人気のタレントとかにしようか？…ウケすぎかなぁ？
夕菜さんの本物の彼は？…なんでやねん！！
とあれこれ考えて、結局は私の息子役の男性の写真に決まったんですよね。
そう、お父さんと息子はそっくりってことで(^O^)
なかなか細かいね〜。
脳梗塞を起こした場合、
脳の左側にはウェルニッケとかブローカの言語野がありますよね？
…いきなり生理学のようですが（笑）
あ〜小児保健に変わってからは、脳とかあんまり勉強しませんか…ね(-_-;)
話は戻って、その言語野をやられてしまうと、言葉に障害が出るんですよね。
そして、脳の左右と麻痺が出る左右は何故か反対なのです。
首のところで神経がクロスしているらしい…。
だから、右半身麻痺の方は左の脳を損傷している方で…
その場合、言語の障害があるかも…ってことなのです。
話せば長くなりますけどね〜失語症とか…あれこれあります。
で、私の設定は左半身麻痺。
つまり、言語野は大丈夫なのです。
が、感情面がちょっと問題でてくるケースが多いんですって。
病気によって強情でやりにくい性格に変わってしまうこともあるのだとか。
麻痺に関しても、病気に関しても
貸してもらった本を読んで役作りに没頭したのでね〜
それはそれは、性格の悪い＆意欲的ではない利用者を演じる予定だったのよね〜。
しかし…
私ってやっぱりいい人かもしれない←自分で言うなって？！
緊張の中、必死で親切丁寧にされている介護者役の方を困らせちゃ〜いけないわ！
と思ってしまい、予定していた半分も出来ずだったかな(-_-;)
ま、口数はかなり多かったですが。
しかし…
ベッドの上の私に約50名の視線が一気に集中…って
考えるとかな〜りすごいことですよね。
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