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■ 介護と保育
2002年10月08日(火)
まだ今ひとつ生活のペースがつかめずにいる我が家…。
でも、また止まると死ぬんじゃない?!って感じでバタバタしていると 結構、楽しかったりしますね〜。
ちびちゃんもにいちゃんも長い時間会えないと良くしゃべるし、 試験が終わって一日家にいるときよりもいい雰囲気かもしれない(笑)
でも、朝に私のお弁当を見つけてしまい「ちびちゃんも〜!!」って どうしても納得できなくて、 仕方ないから朝ごはんを急遽お弁当箱につめて朝に食べさせたり (おかずはほとんど無しでもお弁当箱にご飯が入っているだけでよかったらしい) さ、自転車に乗って出発するよ!っていうぎりぎりの時間に
「ちょっと、うんち いってくる」
と言われて、保育所についてからにしようよ!って言ったものの そんな都合よく我慢なんて2歳児にはできませんわなぁ〜(笑)
あわててトイレに行って時間がなくてパニックになって、 自転車を猛スピードで飛ばして汗だくになったり
行きは良い良い〜なのに帰りに雨が降っていて カッパがなくてずぶぬれになったりと… 考えてみれば激しい一日でしたな。
でも、学校の授業も楽しかったです。 先生が元看護師さんで、いろんな実体験を交えて話してくれたりして、 おもしろいんですよ。
今日の授業は「介護基本実習」と「介護概論」でした。
まだまだ始まったばかりですけど、やっぱり介護と保育は共通点があります。 施設に実習などでいくと痴呆のお年寄りが実習生を困らせるのが大好きで 悪態をついたりするそうです。
「ば〜か!」「あほ〜!」「あんた、よう肥えとんのぅ〜」など。 それで、言い返したり(する人はいないと思うけど(笑)) 真剣に怒って諭したり、査定しちゃいけないんですって。
全部、意味があるから…。
子どもも一緒ですよね。 養護原理でやりましたよ〜。 長崎の試験ででましたねぇ。 児童福祉施設入所の子どもたちが、安定した生活に浸ることができてくると 強い甘えが出てきて、いろんな行動に出ることがある中、 試す行動として職員の関心を引こうとして意図的に叩いたり、からかってくる リミット・テスティング。
やっぱり受容です。 でも、際限なく受け止めるのは無理だし、いいこととも思えない。 だから、ある一定の制約の中で受け止めるという態度が望ましいんです。 これがリミット・セッティング。
職員の「逆転移」にも注意ですな。 子どもを裁いたり、見捨ててしまうことがあるという…。
ああ…なんだか思いっきり長崎の養護原理を思い出してしまいました。
でも、子どもとは違うところもたくさんありそうです。 やっぱり、人生の大先輩だし、痴呆っていうのは自分がそうしたくてやっているわけではなくて、翌日にはその行為すら覚えていないらしいですからね。
子どものように、これからの人生において教育する…という意味で 指導するなんてことはしないですからね。
私は、かつて少し痴呆の入った方と少しだけ接触したことはあるのですが 異色をしたりする現場は見たことが無いし… 今日の授業を聞かなかったら、 花瓶の花をいきなりぱくっと口に入れちゃったのを目の当たりにしたとしたら つい、禁止の言葉をかけちゃっただろうな〜。
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