夕菜の日記
夕菜の日記
夕菜



 にいちゃんの失敗
2002年09月20日(金)

参りました…。
放課後、にいちゃんの担任の先生から電話があり「松岡君、帰ってますか?」
また、今日も遅くてね〜。
何を道草くってるんだ?!って状態だったんだけど、
「いや…まだなんです…。遅いな〜!とは思っていたんですけど…」

あ〜そうですか。
お母さん、いらっしゃいますよね?
じゃ、また後で連絡します。

「は…はい」

……。
電話をきったものの、心配で〜。
何?何?事件?事故?悪さしたの?怪我させた?した?

家にいる…って言ったものの、ちびちゃんを迎えにいこうと思っていたし、
待てど暮らせど、にいちゃんは帰らず、学校からの連絡もなし…。
落ち着かないからもう一度、電話を入れてみると、他の先生が出られて、
にいちゃんの担任の先生は…ちょっとあちこち走り回っている〜とのこと。
不在にすることを告げると、
携帯に連絡を入れるようにします…と言われて、不安が増大〜。

そして、連絡がありました。

なんと…学校からの帰り道によそのお宅の前で、
とんでもないことをしでかしてくれたらしい…。

そのお宅の方が学校に連絡をくれ、事実が明らかとなり…
でも、まだ本人に確認したわけじゃないから〜ということは言ってくれたのだけど、1年の松岡君…とそのお宅の方が名前をはっきり出されたのだという…。

母…唖然…。

なのに、にいちゃんは帰ってこない。
逃げ回っているのだろうか…。
早く、そのお宅にあやまりに行かねば!
にいちゃんが帰ってきたら、とにかく学校に連絡をくれ、という…。
場所がわかりにくいから、先生が案内してくださるというのですね〜。

でも、帰らない!待ちきれず、しばらくすると担任の先生がいらっしゃった。
家の前で話す先生と私。
「いや〜もう〜もうしわけありません〜なんといっていいのやら、おはずかしい限りで…」

いやいや、まだ本人にね、確認できたわけじゃ、ありませんから〜。

「……。いや…でも、こんなに遅くまで帰ってこないのって初めてですし、
間違いないんじゃないでしょうかね…(悲しすぎる…)」

そこへ、同級生とともに、にこやかにのんびり歩いて帰っているにいちゃん発見。

「あ〜せんせ〜!なんでおるん??」と妙に明るい。

ね?何かの間違いかも?って先生。

だったらいいけどね〜と私もひそかに願う。

そして、帰ってくるのが遅い話などはじめる。
どこで、何をしていたか…など聞いていく。

先生がいるし、先生がまず話したいのかな?
それともやっぱり、私?とこういうシチュエーションって、なんか微妙でさ〜
ちょっと遠慮するところもあったけど、ゆっくり話を聞いてやることにする。
すると、あくまで、何にもしらな〜い!と言いはるにいちゃん。

はやくしないと、もう、5時になっちゃう(-_-;)
謝罪にいくにも遅くなっては大変!とちょっと尋問に変える。
一緒にいた友人も目撃していたのに、
はじめは黙っていれば友達が助かる…って考えたみたいだったんですよ。
一年生って、もうこんなこと考えられるんだね…。
それは…友情とは違うって先生に言われたのかな?
しばらくすると、裏づけはとれたようでした…。

私のほうも、にいちゃんに「ボクがやった…」と自白に追い込むことに成功(笑)

いや…(笑)ではないのです。
ため息です…。

にいちゃんは、友達と、私と、ちびちゃんと、先生とともに、
深く頭を下げに行きました。
嘘をついたことも叱られ…こういう場合の対処の仕方もしっかりと教えてもらい…
身にしみたかなぁ〜にいちゃんよぉ!!

迷惑をかけたお宅は、私の母世代のご夫婦。
にいちゃんのことをしっかり叱って、諭して、
もう、しないねっ!!いい勉強になったことでしょう〜。

って、言ってくださって…自分が被害をこうむった!って怒るのではなくて、
健全な青少年の育成のために…って雰囲気で、
ホントありがたいな〜って地域のかかわりを感じたのだけれどさ〜

もう…情けない!!!
我が子だからホント!許せな〜い!!

本当は、あとからぐちぐち言っちゃダメなんだろうな。
もう、すぱっと終わらなきゃいけないんだろうな。
って頭ではわかってるけど、腹が立つ!!!

いわゆる常識の範囲なのね…。
学校で教えるとかそういう問題じゃないのに、
先生まで巻き込んでね…いろいろ説教されちゃったりしてホントはずかしかった。

ああ…
ココまで読んでくれた方…
いったい何やったの?って思うだろうなあ〜。

一応…本人の名誉のために(笑)伏せておきます。
ヒント?!
掃除道具を持って、謝罪に行きました…。がくっ…ふぅ〜…。……。

さ、気を取り直して、元気にならなきゃ!
気持ちの切り替えも早い母(笑)

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