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■ 長崎回想その3
2002年08月22日(木)
長崎のラストの宿泊はホテルを予定していたので、 チェックインまでの時間どうしようかな〜と思いながら… 叔母が勤める保育園の園庭解放を利用させてもらうことにしたんですね。
まさに児童福祉(笑) 地域子育て支援センタ−事業です。指定された保育所が行っているって奴ですね。 叔母が長年、勤めているその保育園は総勢200名をこす大規模な保育園で… ちびちゃんと同い年の2歳児クラスだけで42名もいるという…(-_-;)
何名かは休みとしても40名近くいるのです。 保育園に到着したら、ちようど2歳児クラスが園庭で遊んでいたので 私の「かくれ保育士」と仮定して、全体を見てみる作業をしてみたのですが、 なかなか目が追いつかない(-_-;)
40名っていうとね…6名の保育士で見ていてもなかなか大変ですよね。 好き勝手な行動をしている子もたくさんいたりして… あらら〜おしっこでたね?って一人が部屋に戻ったりしたらもう…。 でもね、ものすごくみんな生き生きしていて、それでいてまとまってました。 全職員で全クラスを見ている…チームワークのとれた、 ものすごく職場の人間関係がよさそうな雰囲気が手にとるようにわかって、 先生がたはみんな元気&愛想よく、 一般解放のおかあさんや子どもたちにも話しかけてくれて… テキストを地でいっているような、ホントにうらやましい環境の保育園でした。 職員が総勢40名ほど。 男性も4名いましたよ。
「お片づけして、プールにはいるとよ〜」って言う保育士の声掛けに… 全く無視して私に話し続けて遊び続ける女の子がいたもので、 「ほら、お片づけしてから、プールだって!!」と促すと、 「○○はハナばでちょうけん、プールば入れんと」としっかり言ってくれます。 相槌って、関西弁で話してもなんだしなぁ〜。 とってつけた長崎弁で返すっていうのもなんだしなぁ〜と自然に言葉が少ない私。 「ああ〜そうねぇ?」と一応、長崎チックに受容してみましたが(笑) きっと変な言葉を話す人!!って思われただろうなぁ〜。 私は完璧に九州弁で話しているつもりだったんだけど福岡チーム仲間に 「そいは違う!」と言われていたからさぁ〜。
一般解放で来ている家庭で子育てをしている最近のお母さんの雰囲気もわかって、 子どもに関するちょっとしたこと (あんまり野菜食べない…とか、寝る時間が遅いだとか) を話すだけでもすっきりして生き生きしてくることや、 保育士の立場からの助言、頑張っているお母さんへの励ましの言葉が大切なこと…というのも身近に実感できて、有意義な経験でした。
午前中、裸足になってめいいっぱい砂場で大きな山を作ったり、 プールにまで入ったりして堪能した後、地元のお母さんたちのお勧めのお店で昼食を取り、路面電車にてホテルへむかいました。
ホテルのロビーをみたとたん… 「すてき〜!!」「きれ〜い!!」と感動しまくりの子どもたち。 優雅で、ゴージャスな上品なホテルを喜ぶ子たちを見ていると、こっちまで うれしくなります。
お部屋でちょっとお昼寝してから、ロープウェイに乗って夜景を見に行こうかな?なんて思っていたのですが、 興奮しすぎて、部屋でもはしゃぎすぎてちっとも眠れなかったので、 夜景は諦めたものの、稲佐山にロープウェイで上りました。
女性一人のお客さんが「写真とりましょうか?」って言ってくれて、 お願いしながら、なんか匂うな〜同胞の香り…と 「カメラお持ちだったら撮りますよ」と聞いてみると、案の定 「持っていないんです。試験を受けに来てたので〜」との返事。
私も受けたんですよ!と少し話しながら一緒にロープウェイに乗り込みました。
初めて乗るにいちゃんが「落ちたらどうしよ〜」「落ちる〜!!」と 連発するじゃぁ、ありませんか。 「もう!!かあさんも、お姉さんも、試験受けてきたんだからさ、 落ちる、落ちるって言わないのっ!!!」と気を遣いましたさ。
「大丈夫なの!絶対落ちないのがロープウェイ!」
なんだか縁起がいいじゃ、ありませんか(笑) 景色も最高でしたよ。
涼しくて…すっかり秋を感じて…ちょっとせつなくなる感じでしたが。
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