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普通の日記

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2006年07月27日(木)
密着取材

毎年長男の夏休みの宿題って半端じゃない。
自ら考え自ら調べてじっくりレポートしなくちゃいけないものが多くって。
どの教科も盛りだくさんなんだけど特に理科とか社会で独自色を求められるから
去年も一昨年もこの2教科の提出物で苦労したのも事実だし。
で、社会科って地域との関わりを重視してるから一昨年は「絹の道」だし去年は「千人同心」
公民の授業に取り組んでる今年はどうするつもりかなって思ってたら
スカウトの縁で顔馴染みの地元選出国会議員に何日か密着するんだって。
確かに政治経済って範疇ではあるけれどなかなか大胆な計画だこと。
長男も多忙だけど先方の都合だってあるんだろうし。
昨日になって今日なら大丈夫って先方からの連絡が入ったんだけどドレスコードはどうするのぉ。
まともなパンツなんて持ってないから制服で行くしかないんだけど。
でも今朝になって上下制服にアイロン掛けをしながら
改めて長男のパンツを確認したらお尻の部分が今にも擦り切れそうな状態だから「このままじゃ行かれないよぉ」
中1の夏に自転車で擦れちゃった時に補修はしてるけどそれ以来放置。
元々薄手の生地だから今までよく頑張ってるよねぇって気もするけど今日は制服が必要なわけで。
向こう側が透けて見えそうなズボンを長男に見せると改めて驚いてたけど
縦に筋が入ってるしマジでいつ切れても不思議じゃない状態。
ズボンだけは中高共用だからいつ買い替えてもいいんだけど今すぐじゃ間に合わない。
急いで冬服のズボンを用意させたけど夏真っ盛りなのに冬服は暑そうだー。
ってなことで準備に慌てちゃったけど今日の長男は議員と一緒の活動だから気合を入れ直して。
受け入れてくれた議員が長男を見るなり「大きくなったなぁ」
で、今日の長男は議員秘書の証を首からぶら下げて1日秘書見習い。
普通だったら入れない会合にも「見習いです」って入れてもらえたらしいけど
中学生の長男にはその会合の重要性を理解できていないかなー。
「東京都の空き交番の話とか真剣に議論してた」
中学生が生の政治の世界に直接的に触れるなんて滅多にないことのはずだから貴重な体験だよぉ。
地元でのお通夜があったから議員と一緒の車で八王子まで戻ってお勤め終了。
でもやっぱり1日密着は中学生には緊張感の連続で疲れちゃったんだろうねぇ。
大人だったらありえない話だけど議員と一緒の車中で船を漕いじゃったって言うし帰宅後も即ダウン。
それにしても議員に「同じ行動をする日はない」って言われたみたいだから密着は今日だけじゃないのかも。
もちろんお互いの日程調整が必要なんだろうけど次の秘書見習いはいつなのぉ。
それにこの体験をどんなレポートにまとめるつもりなのか長男には何か策があるのかなー。
長男ったら去年も一昨年も調べる内容はよかったのに取りまとめ失敗が響いて成績に結びつかなかったんだもん。
1学期の成績も振るわなかったんだし何とか挽回してよぉ。
それにしても夏のズボン購入を急がなくちゃ。
アイロン掛けで気がついたからよかったけど議員と一緒の時にお尻が割れたら最悪だったよね。