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普通の日記

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2006年07月14日(金)
宵々宮

夕刻からのお仕事の為に今夜の私は京都泊。
京都の夏と言えば祇園祭なんだけど今夜はまさに宵々宮。
ってことで山鉾見物に繰り出さないのは勿体無いよねぇ。
仕事が終わるとホテルの部屋に帰って即行で着替えてお出かけ準備。
1人での京都はちょっと寂しいけどせっかくだからお祭り情緒を味わいたいし
治安の悪そうな路地を歩かなければいいかなぁって。
目指すはメインの長刀鉾。
京都の道って碁盤の目みたいになってるから初心者にも分かりやすい。
位置関係から言って右斜めに進めばいいみたいだから。
で、四条通に向かう途中の路地前に通行止めの標識あり。
通行止めってことは山鉾に近づいてきてるってことだよねぇ。
右折するとまず1つ目の山鉾発見。
町内ごとに守り続けてる伝統の重みは感じるけど遥かに想像よりも小さいんですけどぉ。
メインの長刀に向かうに従って人ごみも増えたし山鉾の規模も大きくなって安心したけど。
で、歩いてる途中に旦那から電話。
「祇園祭に22万人の人出って報道されてるけど」ってそれほどの実感は感じないなぁ。
さすがに長刀鉾周辺だけは押すな押すなの状態になってたけど何だかのんびりした雰囲気。
碁盤の目みたいになってる町のあちこちに山鉾が置かれてるから人ごみも分散してるのかな。
タクシーの運転手さんの話じゃ山鉾巡行当日よりも宵宮とか宵々宮の方が観光客の方が多いんだって。
ってことは今夜がその宵々宮だからこんな日に出張ってラッキーじゃん。
縁起物を購入すると中の見物ができるって鉾もあったけど下から見るだけでいいかなぁって。
さすがに四条通を歩く舞妓さんには京都の風情を感じたけど
最近じゃ舞妓さんに変身できるお店も多いらしいからあれだって本物かどうかは分からないよねぇ。
それにしてもやたらと目を引いたのが浴衣の人が多いこと。
女性はもちろん若い男性も粋な感じで浴衣を着こなしてるのはやっぱり京都ならでは。
コンビニで浴衣を扱ってるなんてまさに京都独特って思っちゃったし。
で、再びホテルに戻ったんだけど実はこのホテルにはちょっとした思い出が。
通ってた高校って共学の私立だったけど修学旅行は公立並みに京都奈良。
名前を確認する限りここがその時の宿泊地に違いない。
観光終了後クラス毎に分かれてバスに乗車してホテルへと向かうだけって時に
ボーイフレンドが私のいるバスに乗ってきちゃってさあ大変。
当時は携帯なんて便利な物もないし点呼しないで乗っちゃったのか
最終的に彼氏のいた10組から1人いなくなっちゃったってことだもん。
ホテルでは素敵なディナーも待ってたはずなのに私も彼もそのホテルで謹慎。
結局部屋から1歩も出ないままだったからホテルの中の様子さえ思い出がないんだけど。