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普通の日記

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2005年01月29日(土)
揚げ餅

スイミングから帰る途中の腹ペコ次男が「お腹空いた〜」
途中のお店でお菓子購入を訴えたけど私には腹案があったからそのまま帰宅。
帰宅するとおもむろにカラカラに乾いたお供え餅を素揚げしてお醤油でジューッ。
お供え餅って揚げるとゴツゴツ感がなかなか味わい深いんだよねぇ。
お餅を揚げて食べることって実家では定番。
で、お醤油の染み込んだお餅を前にとりあえず「お婆ちゃんも呼んでくれば?」
何て呼べばいいかってちょっと迷ったみたいだけど「揚げ餅があるから〜」って呼んだみたい。
実家で食べなれてる子供達はこの揚げ餅が大好き。
次男は「もうちょっとお醤油がかかってた方がいいなぁ」なんて言いながらも満足そう。
でも自室から降りてきた義母は間もなく70歳になろうとしてるのに
買ったお餅じゃないこの手の食べ物って初体験だったみたいなの。
「へぇ〜お餅を揚げたの?お料理教室で習ったの?」
揚げ餅なんて料理教室じゃ習いませんっ。
揚げ餅って形になって初めて今日までお餅が乾燥されてたことに義母も納得がいったみたい。
まさに顕著な食文化の違い。
実家じゃ当たり前に食べてた物が珍重されちゃうんだもんねー。
義母も「お醤油がしっかりかかってる方が美味しい」って言いながら食べてたけど。
家族の好みって判明したから市販のお供えパックを開封して次回以降の為に切って乾燥。
これで来月もう1度揚げ餅を楽しむことができるって寸法。
で、包丁を入れる際に今日食べたみたいにゴツゴツ感を残した物もあれば
薄くかき餅みたいに切った物やら細かくあられみたいに切った物やら。
年末に義母が用意するお餅って言えばお供えと伸し餅と蒸かしたサツマイモ入りお餅の3種類。
サツマイモ入りってそのまま生の状態で食べるんだけど
餡子と黄な粉にはあうけど納豆にも辛味にも全く適さない代物だから我が家では総スカン。
去年の暮れには義母もついに作るのを止めにしちゃったんだけど食文化の違いって大きすぎ〜。
そもそもお米に貧してたからサツマイモで増量してるんだろうし。
で、実家でのお餅搗きって言ったらお供えと伸し餅の他に
黄な粉とか辛味でそのまま食べるものと乾燥させてその年保管するかき餅とあられも。
搗きたてのお餅を長い蒲鉾状に丸めてコチコチに堅くならないうちに切り分けて乾燥させるのがかき餅。
小さなコロコロ状に切って乾燥させるのがあられ。
形状こそ違うけど揚げ餅にしたり焼いてお醤油をつけて食べたりって当たり前だと思ってたんだけど。
義母が揚げ餅初体験だったのと同じように日本全国お餅事情も様々なんだろうなー。
とにかく本日をもって我が家で揚げ餅が認知されたことは目出度いかも。。。