峯田 「東京きたらちょっとは変わるかと思ったんですけど、変わんないんすね」
マツコ 「みんなそういう幻想を抱くけど、それね、逆なのよ。 東京ほど、アンタみたいなのがかわらないでいられる街はないわよ? 例えば山形にいたら、矯正されてたと思うのよ」
峯田 「ああー、そうですね!」
マツコ 「周りがほっとかないじゃない? 無理矢理、役場かなんかで働かされて、結婚もして、 今頃ちゃんと生きてたと思うのよ。 東京って、病気の人は一生病気でいられる街よ。で、肥大するのよ。 その病んでる部分が。でもだから面白いんじゃない? この人に真人間になられたら、アンタたちだって困るでしょ? しかし、まあ、面白いわねえ!久々の逸材だわ。本物よ。 あたしCD買うわよ」
峯田「あ、じゃあサンプルを──」
マツコ「いいの、自分で買うの。買いたいの!ライブはないの?」
★噛ませ犬ミネタの社会の窓/峯田和伸×マツコ・デラックス★
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