横尾「本箱を全然整理してないから少し整理しようと思ってね。 本箱の整理をするっていいことだな、と思ったんだけど、 自分の考え方を具体的に整理できますね。 自分にとっていちばん必要なものが何か、っていうオーダーを組んじゃうわけよね。 自分にいまいちばん大事な本を本箱に並べていきながら整理したらね、 結局いちばんいらなかったのはね、オカルト的なものに関する本ね。 全部いらなくなっちゃった。 と言っても完全に卒業したわけじゃないから、 捨てたりなんかはしなかったけど、向こうの納屋にひとまずしまっちゃったの」
★ミュージックマガジン81年10月号/横尾忠則×細野晴臣★
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