アニ「(瀧に向かって)出て来る単語が凄いなあって思いましたよ。 完全にうちのボーズが引いてるっつう(笑)」
瀧「そう、ドン引きみたいな!」 アニ「電気が本気でじゃれ合い出すと、『おい、ボーズが引いてるぞ』みたいな感じがあったよね。 『もう、そんなん無理!』みたいな」
瀧「やり過ぎなんだよね。ここまで境界線がないと、わからないみたい、ボーズには。 『駄目でしょ、そんな言い方しちゃ』とか言われちゃうから(笑)」
──そこで瀧も卓球も反省の色なし、と。
瀧「だってアニが笑ってくれるんだもん。シンコもまあまあ笑ってくれる。 アニはね、スチャの中で大事なんだなあって思った」
アニ「そうだねえ、ふふふふふ。意外とこの大事さが伝わらなくてねえ!」
瀧「『車のマフラーって大事なんだよぉ』みたいな(笑)。 なんかねえ、凄くスチャはバランスがいい。 アニは湯加減がわかっているキャラだから。ゆる〜いほうから来るんだよね」
アニ「『ゆるくていいジャン』って(笑)」
瀧「電気だと、視点なり何なりを、ぎゅ?っと絞り込んで行くじゃん。 で、それが点になると何なのかがわかるっていうことをやってるんだけど、 アニもスチャもグワーッと広げてって何なのかを出すんだよね。 でも、絞っても広げても結局は言ってることが同じなのね、電気とスチャは(笑)。 子供の頃に同じアニメを観ていたり、そのアニメを観てどう思ったのかだったり」
アニ「はははははは、それ大事」
瀧「何でエンディングテーマってこんなに哀しいのかなあって感じとか。 …まあ、サブカルなんだよね」
◇
──じゃあ最低限、この2人でのユニットは100%あり得ないね。
瀧「ないね(笑)。この2人でユニットやるとしたら何がいいって、 レコーディング中や取材の時に話してて。何やるかってことになったのが、テキ屋だもん」
アニ「ははははははは。で、フェスを回る」
瀧「出演してないの。『あいつらテキ屋じゃねー?』って」
アニ「『フードコートにいた』って」
瀧「何のテキ屋がいいかも考えた。ケバブとかは、面倒くさい」
──あれで面倒なのか、この2人には(笑)。
瀧「面倒面倒。だから出来合いのを持って来て売るのがいいだろうって」 アニ「しかもフェスには甘いものが足りないって。ベビーカステラなら出来るかも」
瀧「ベビーカステラ、”アニ瀧”」
アニ「はちみつたっぷり!」
瀧「じゃあ、スペースインベーダー焼きでいいじゃん。そうしようって」
──それ、電気のツアーグッズで大ハズしした駄菓子じゃ…。
瀧「そうそう、でもフェスだったらイケるんじゃないかなあって。 雰囲気込みじゃん、みたいな(笑)」
アニ「どうやら甘いものがあんまりないって。クレープ屋に人がずっと並んでたって話を仕入れて」
瀧「『どうやら欲してるらしい、奴らは』って」
★exciteインタビュー/ピエール瀧×アニ★
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