宿題

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2005年02月20日(日) 利休伝ノート/青山二郎
利休の根本的な思想の中には、本当は茶道も礼儀も無い、何もなかった。

この世がことごとく虚偽に見えたのだ。

美も亦利休には嘘だった。

ただ人があり、社会があり、からくりがあり、嘘八百があり、厭わしかったのだ。

狂いのような梅毒で鼻の落込んだ加藤清正を慰めるのには、

唯二人で一つ茶を飲むことしかなかったのだ。


★利休伝ノート/青山二郎★

マリ |MAIL






















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