宿題

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2004年03月15日(月) 一読書人の日記/スムース文庫
読書の能率の上らぬのに閉口する。

一日の最大能力を発揮したところで、菊版二百頁位のものか。

それも決して自身のある読方ではないのだか困つた話。

まあ精々通読といった所にすぎぬ。

一生の間に一体何冊読めるかと計算した暇人がいたが、どの様な数字が出てゐたろう。

一日一冊として三百六十冊、一冊はとても無理だらうから、二百五十とまあ減らしてみよう。

己は今二十八、四十になつて、ろくに物も云へぬ淋しさでは情けないから、

四十までと限つて、十二年ある。

計算してみると三千冊、一週間に五冊よんでいつてこの勘定になるわけだ。

三千とまとまると、自分にも、ほのぼのと自信の出てくるのが感ぜられる。


★一読書人の日記/スムース文庫★



■何度も何度も出てくる
「買うばかりで読む方が進まない」
「昔のように読めなくなった」
「本当に欲しいものしか買うのはやめよう」
「読書が好きなわけではなくて、本を買うことが好きなのかも」
「こんなに買うなんておかしいと言われてもしかたない」

という記述が、ここで一先ず決着。
かと思ったけどこの後も同じように悩んでる様子。

マリ |MAIL






















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