12時、届いたばかりの年賀状見ながら、
スズキ秘書運転で羽田空港へ。
赤ん坊写真の年賀状、
自分に、子どもが産まれるまで、
いったい、他人に見せてどうする?
どういうセンスなのか、全く理解できなかった、
が、今は、その意味、その心情がようやくわかるようになった。
そして、例年に増して、その数の多いこと、
俄然、興味深く、一枚、一枚、眺めつつめくっていた。
◇
14時15分のJAL便で。
帰省客、子連れだらけ。
20代、30代と、田舎が嫌で、俺はめったに帰省しなかった。
しかし、子どもが生まれて、
やっと帰省することの意味がわかった。
◇
親戚が集まり、子供が跳ね回り、爺婆が目を細める、
お年玉が配られ、また遊びに興じる。
昔、自分も経験した懐かしい光景だ。
お年玉あげられる大人になったことにホッとする。
数年前なら、平気で貰う側だったし、
下手すれば、子供のお年玉、巻き上げたり、
使い込んだりするタイプだったもの。
◇
朝早かったので、出掛けに父に挨拶しなかったが、
後から、俺たち一行が帰ったと聞き、号泣していたと聞く。
★悪童日記(お正月)/水道橋博士★
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