タモリ『はぁーまたおしとやかでね』
緒川「いえ、そうでもないんです」
『あ、結構暴れるんですか?』
「はい」
『スポーツやってた?』
「スポーツはしないんですけれども」
『ええ。熱狂する事あるんですか?何かに』
「しょっちゅうしてます」
『へぇ〜』
「あの」
『何?』
「静かに」
『静かに熱狂してる?』
「はい(笑)」
『何に熱狂する?』
「うーん………日々(笑)」
『日々?日々ね。日々熱狂してるわけですか』
「あの心を覗かれる何か機械があっったら困るなっていうくらいは熱狂はいつも」
(猫のケンカの話で)
『で、なかなかケンカしないのね。ずーとヴーヴーって』
「うん」
『早くやれと思う。やらないでしょ』
「うん。でも平和的だな、と思いますよ」
『え?』
「あのあんまり痛手を負わずにこうケンカをしたって気分だけは味わって」
『あー』
「お互いが納得するっていう。いいなぁ」
『物は考え方ですね」
(ねずみを咥えた猫を見つけて)
「でも猫は好きなのでさわれると思って」
『うんうんうんうん』
「で、猫をつかまえて、つかまえられたんで」
『へえー』
「きっと飼い猫だなっと思ったんですけど」
『うん』
「こうグッとつかまえて口をグッと開けて、ねすみをギュッと出して」
『うん」
「そしたらそのねずみにカプッとこう指を噛まれ。
噛まれても、そんなには痛く無いだろうって思いながら見てたんですけどね、
ねずみに噛まれる指を」
『噛まれる指見てたんですか?ええ、そしたら?』
「でもやっぱりねずみってあんまり綺麗じゃないんですね、口の中がね」
『ええ汚い、汚いですからね』
「もうすっごくひどく腫れました」
『でもそれは任しといた方が良いですよ、猫とねずみに』
★笑っていいとも/緒川たまき×タモリ★
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