4月のある日、TBSの磯山プロデューサーから「話がある」と電話がありました。
僕は久々のライブを控えており脚本家というよりは心はギタリストだったので
「悪いけどライブが終わってからにしてもらえねえかなぁ」
といつもより少々ロックンロールな態度で応じました。
そしてすぐ猛反省してライブのリハ前に小1時間ばかし会う事にしました。
――あとがきより
アニ「今日なんかぶっさんカッコ良かったな」
公平「なにが」
マスター「ああ『ファッキンジャップくらい分かるよこの野郎』みたいなヤツな」
公平「ぜんぜん違うよ」
マスター「ぶっさんナマ中でいい?」
公平「いや、小にしとく」
マスター「なんで?」
アニ「思い出した、木更津死ぬ死ぬ団だ」
公平「ああ」
バンビ「死ね死ね団だろ」
アニ「死ぬ死ぬ団じゃなあ(笑)」
マスター「死んじゃダメだよな」
公平「いや、実は死ぬんだよ」
――第1話より
★木更津キャッツアイ/宮藤官九郎★
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