○プラシーヴォ○
目次|←どうして?|それから?→
ある主婦の患者さんとメールのやりとりをしているスタッフくん
私はそれを携帯を盗み見して知ってしまった(最低!!!)
その主婦の患者さんをなんとか自宅に呼んでマッサージをしたいみたいだが
主婦さんは忙しくて応じてない様子
その主婦さんが接骨院にきて、私が担当する順番だったので
施術に入った
「あ、先生がする?」
とスタッフくんが、残念そう
なんだか胸がもやもやして、でも面と向かって文句も言えないので
「あの主婦さんを揉みたそうだったけど、先生を指名している人なの?」
と遠回しにメール
「そうだよ。指名というか、できれば僕に揉んでほしいみたい」
「そっか、なんか先生が揉みたそうだったから、子連れママが好きな先生が
個人的に揉みたいのか、私にクレームがきて主婦さんから揉まないように
先生に話をしてたのかなんなんだろうと思って」
「あのさ、言いたくないけどもっと練習したら? そしたら俺が子連れママを好きで揉みたいのか
先生にクレームがきてるのかくらい分かるでしょ」
要するに、クレームとまではいかないけどお前がへただから俺が指名されてるんだろ
それくらい分かるだろということを言いたいらしい
もうそれで私の心のシャッターがばっちんと閉まった
まあ私が悪いということは分かってるんだけど
と、もう一人の私が冷静にみている感じ
文句をいいたいエゴちゃんに、しばらく好きにさせてあげようと思った
もうまる3日ほど、本当に一言もしゃべってないという異常事態
どうなることやら
|