○プラシーヴォ○
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スタッフくんは仕事が終わってから鍼灸の学校に通っている
なので、仕事中の暇な時に私がよく実験台になる
お灸はいいんだけど、もともと痛いのが嫌いな私は、鍼が苦手でしょうがない
「鍼はいやだ」と言いつつも大好きなスタッフくんのお願いでいつも根負けしてしまう
でも昨日、実験台になったあと 「いやだとかいいながら、いつも結局嬉しそうやん」
みたいなことを言われてぶち切れた
痛いのを我慢して練習させてあげてるのに、その言い草はなんだ!
と同時に、スタッフくんのセフレとかが頭をぐわ〜って回って
「なんで私は、全く優しくされずに痛い思いだけひきうけなきゃだめなの!?」
と思ってしまった
「もう練習台になりません。 他の人でして」
とメール
返信を見るのが怖くて 携帯の電源をきって寝る
すると、スタッフくんからの不在着信が10件くらい入っていた
それを見て少し罪悪感を感じるけど、もう決めたことだから
いつもいつも
これがベストだ!とスタッフくんを突き放す選択をするくせに、本当に距離が空くと寂しくなる
小学生か!
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