○プラシーヴォ○
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2001年10月10日(水) スマイルいくら?

どおも、私は最近
 
店運

が無いらしい。

2時間待たせたあげく、オーダーがとおっていないことを
赤裸々に告白してくれた ピザーラ

特筆すべき点もなく、しかも男女の殴り合いの喧嘩が始まった バー


そして、今からご紹介させていただく
『柔らかトンカツの店 き○ち』

以前一度入ったときは、なんとも思わなかった。
むしろ
「いや〜ん、こげな上品な店、オラ恥ずかすぃ」
と、故郷でもない訛りが出てしまうほど、小綺麗な店だった。

同系列のお寿司屋とつながっており、
トンカツ屋にいながらにしてウマイ寿司も食えるという
画期的な店。


まず、店に1歩踏み入れたときからおかしかった。

「これで商売やっとるつもりなんか?!あぁん?!」
ふんわりパンチパーマのおじさまが
レジにいる同じ歳くらいの店員に向かって
静かだがとってもとっても恐ろしい声でイチャモンをつけていた。

「やあねえ、お茶がぬるかったとか
しょうもないことでインネンつけてるのよ、きっと」
と先に待っていたカップルがヒソヒソと言う。

その後も、食べ終わったお客さんはどんどん出ていって
テーブルもガンガンあいていってるのに
私達(すでに2組の客も待っている)は
ちっとも案内してもらえない。

たまりかねたカップルが店を出ていった。

私達も…と腰を浮かしたときに、ようやく
案内される。

オーダーを済ませた後、5分くらいしてから
「ええと…うどんとトンカツのセットでしたよね?」
と、生活に疲れ果てた様子の主婦パート店員が
再度あわてて聞きにくる。

うどんとトンカツのセットだけで5種類くらいあったじゃねえかよ!!
メニューをもう一回見ないとどれだか分かんねえよ!!

と、育ちのいい私達は決して口になんて出さずに
軽く舌打ちをしてうなずいた。


とりあえず、ハム男の頼んだセットが来た。
食べようとしたハム男が
「あっ!」
と未確認飛行物体でも見たような顔をした。

ハム男の視線を追って後ろを見ると、
そこにはUFOではなく、私が頼んだ「レディースセット」が
私達より遥か後に来た女性のもとへ不時着していた。

「わあ、早いじゃ〜ん!」

あったりめえだ!そら30分前に頼んだあたしの飯じゃああ!!

身も心も極道の妻のごとく、尖っていたAD時代の私なら
店員の首根っこをつかんで
「私の分を10秒で持ってこんかい」
と優しくお願いするところだが、

もうカタギの私。
素人に手を出しちゃいけねえ(?)
おとなしく待つ。

おとなしい私が逆に怖かったのか
ハム男が店員を呼んで説明をする。

「い…今、調べて参りますので!」

何を調べんねーーーーーん!

店員が厨房に逃げようとした瞬間、
中から別の店員がダッシュで私の前へトンカツを置いた。
その勢いでトンカツずれる。
皿から半分出る!

そして店員、普通の顔で

「どうぞ」

とりあえず、誰か私に謝ってくれーーーーーーーーー!

ぐったりして店を出る。
レジで怒っていたオジサマの気持ちが良く分かる。

半端じゃなく広い店内で
どんくさい店員が3名。


サービスのサの字もありゃしねえ。


20時前というゴールデンディナータイムに
店の半分も席が埋まっていない理由が分かるよ。


おいしくって
店員の教育も出来てる店に行きたいよう。


がちゃ子 |偽写bbs

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