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■ Mだからって何?
女三人噺濃い恋談義 その参
昨日分の日記への補足。
つまりその〜、異性との交流において、ノーマルからアブノーマルへの移行にあたり、自分自身の中身には全然変化はないと思っているから、すごく言いにくそうに質問されたわりに答えの方はあっさりしたものだったわけ。
最初から……、うー、なんていおう。 処女だったころから自分が「ノーマルなままで一生終わるわけないじゃん」っていうのは思ってた。
だからカラダの関係ができて、ちょっと興が乗れば「縛ってみて」みたいなことは言った覚えはある。
いや、そういう相手はむしろ一夜限りの関係の奴が多かったかも……。 今はむかしなんで覚えてない。
普通に恋愛して、普通に性行為して、当たり前のように縛ってもらってれば、興奮してたはず。 精神的に服従しちゃうとかっていうのは考えず、性行為の一環として縛ってもらえりゃあ、よかったんだ。
「その〜、SMの世界に入るについてすごく勇気がいったとか、怖さやおそれがあったというのはないの?」
「ないね」
これはもう全然ないです。胸張って言っちゃう。
だって行くべき場所に移動するだけだったんだもん。
「ただね。SMとの出会いは都会でないとありえないと思い込んでたんだよ。あたしゃ田舎もんだから」
ところが検索してみるとうちの近所ってば、あふれんばかりの変態の溜まり場だった。 ああ、こりゃこりゃ、すっとこどっこい。
やろうと思えばすぐできるって環境にいるのに気付かないってこともあるのねん。
ああ、でもなあ。思い出すよ。
まだ駆け出しだったころは、一般的な恋愛との混同が激しくて、不安定で、揺れてばかりだった。
相手の未熟さばかりを責めるわけにはいかないが、こころの中まで縛られてなかったことへの漠然とした不安。
ただの不倫や浮気と全然違わないことへの不満。
それから、これはあたしの持論なので以前にも書いたことがあり、自分のを読む限りはさほどではないが、よそのオンナからことさら自慢げに標榜されると、カチンときてしまうんだが……。
その原因は、M女同士の近親憎悪のなせるわざなのでごぜーますだ。
もったいつけてすんまそん。
持論ってなにかっていうと、あたしは「Mになったんじゃなくって、もともとMだった」からそれを表に出してるだけってこと。
2002年10月25日(金)
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