◆■◆◆■◆パシナfreakのコラムで丼◆■◆◆■◆
freak



 車椅子でくるくる回ってる場合じゃないですよ

時に人々を脅かす存在となる科学技術も
一方では確実に日々の生活の潤いになっていることは
否定できないですよね。

    「車椅子」

もし貴方の愛する人が
不幸にも突然交通事故に遭遇し、
下半身付随になったとしたら、
四肢麻痺で指先しか動かなくなったとしたら、
そして元気付けたいと貴方が思っているのなら、
ぜひ愛する者のために
「パワー3輪車キット」を。

もし貴方が現在車椅子を使用中なら
そんな貴方にも「パワー3輪車キット」を。

あらゆるスタンダードタイプの2輪車椅子に
30分程で装着することが可能な
ホンダ製150Wモーターをベースにしたパワーユニットで、
これにより最高速度は時速24Kmにもなり
雑草生い茂る森や丘でもガンガン走破していきます。

発明者である
下半身付随のヴィンセント・ロス氏は
BBCの年間優秀発明賞をこの発明で受賞し、
彼の起したイングランドのパワーモビリティ社
もしくはアメリカのハーマーモビリティ社で現在キット購入可能です。

しかしこれでも満足できないスポーティーな貴方は
その圧倒的過ぎる性能であるがためF1での使用を禁止された
ホンダ製のバッテリーを用いない新エネルギー貯蔵システム
「ウルトラキャパシター」の技術を用いた
エレクトリックターボを搭載することを
当コラムでは提案いたします。

最後に
かろうじて手が動く程度の四肢麻痺に陥った
ルイジアナ州の21歳エリック・サーシーが
このキットと出会い興奮のあまり
思わず口からこぼれ出た一言

  
  「僕は死ぬまでこれを手放さないよ」


はい、手放さんでヨシ。

付録***********************

東京国際自転車ショウ


2002年05月17日(金)
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