hikachi's Diary
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2006年09月03日(日) |
バレエ発表会/いよいよ本番! |
さてさて、いよいよドキドキの本番です! 本番は16時からですが、出演者は早朝から集合がかかります。 大人はまず、9時からメイクがスタートします。 先生の知人が4人ほど、メイクのお手伝いに来てくださって、 順番にメイクをしてくださいます。 ドーランの地塗りだけは自分たちでするので、 大人は各自交代で作業、自分が終わったら 出演者の子どもたちにもドーランを塗ります。 けっこう時間がかかって大騒ぎです。
11時くらいから最終の場当たりとリハーサルが始まりました。 リハの最後に記念写真の撮影をして、15時半開場、16時開演です。
舞台は3部構成です。 1・2部は「バレエコンサート」と称した小作品集で、 低学年以下の子どもと大人の初心者は団体の踊り、 高学年以上はそれぞれのレベルに応じて、 ソロ〜4人くらいの少人数で踊ります。 その中には男性とのパ・ド・ドゥもあります。 大人の初心者クラスは9人で「ガボットと5つのドゥブル」 というタイトルで創作の小作品を踊りました。 これはバロック調の曲で、テーマと5つのバリエーション という構成になっています。 最初のテーマと最後のコーダは全員で踊りますが、 中間のバリエーションは少人数での踊りです。 私の出番は後半の4人の踊りと、2人の踊りです。 時間的にはとても短くて、アッという間に終わってしまいました。 舞台慣れしていないので、立ち位置ばかりを気にしていたら あれっ、もう終わり? という感じでした。
3部は「パリの喜び」というストーリーものです。 音楽は「天国と地獄」で有名なエッシェンバッハです。 私たちの役どころは「貴婦人」で、有閑マダムが パリのカフェで無駄なおしゃべりを楽しんでいるという設定。 幕開けは開店前のカフェで、ウエイトレスやウエイターが 店の前を掃除している光景。 幕が開くと、店内の光景が出現して、貴婦人や 子どもたちが団らんしているのです。 ・・・というわけで、まず子どもたちの踊りが繰り広げられるのですが、 その間貴婦人は背景としてずっと舞台上にいて、 扇子を動かしつつ楽しくおしゃべりしたりしているのです。 子どもたちのあと、貴婦人の踊りがあって、 パリジェンヌや花売り娘もやってきます。 花売り娘をナンパしようとするウエイターもいますがあえなく失敗。 その後、ウエイトレスの踊りの後、 一転、空がにわかにかき曇って嵐がやってきます。 そこで貴婦人と子どもたちは大慌てで退場。 嵐のコミカルな場面が展開された後、 別の花売り娘のパ・ド・ドゥ、 プリマの手袋売りの娘のパ・ド・ドゥがあって 最後はフレンチ・カンカンのフロア・ショーになります。 (手袋売りのパ・ド・ドゥの最中に裏では必死で着替えています。) 最後のコーダは「天国と地獄」の音楽で華やかに終わります。
細かいことを言えば、あちこち失敗したりいろいろありましたが、 やはりきちんと衣装を着けて舞台に上がるというのは楽しいです。 初回の発表会ほどトランス状態・・にはならず もう少し冷静だったと思うのですがやはり舞台は夢の世界ですねえ。
今回、踊る箇所が多く、本番前の練習もかなりハードで 体力の限界を感じたり、やる気が失せたりいろいろあって もうお金もないしこんなしんどいことは次からはやめよう、と 本気で思ったときもありましたが、 終わってみるとやはり・・・やはり、また出たいなあ、 次はもうちょっと上手に踊りたいなあ、と 思わずにはいられないのでした。
そりゃあ、ソリストとして舞台でクルクル周ったり、 男性と組んで踊るようなことは、一生かかっても できないだろうけど、でも、もうちょっとがんばれば 高学年の子どもたちが踊っているくらいのことは できるようになる・・かも知れないじゃありませんか。 今回、明らかに練習不足だったなあ、もうちょっと気合いがあれば 何とかなったかも知れないなあと思ったところも 少なからずあったので、それらの反省を胸に、 更に精進していけたらいいなあと思いました。
同日の過去の日記
2005年09月03日(土) 発表会の写真 2004年09月03日(金) 訃報 2003年09月03日(水) 常識力検定/バレエ8回目 2002年09月03日(火) 送別会 2001年09月03日(月) 自己採点
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