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| 2002年11月16日(土) | 愛国心を育てる？ |
新聞を読んでいたら、「教育要項に愛国心を盛り込むことを検討」という記事があった。
他国に比べて、日本人は自分の国を大切にしない、ということが
問題視されて、そういう話になっているらしい。
愛国心ねえ。
そもそも愛国心ってなんだろう。
ただ単純に、自分の国を愛するということ？
一体、自分の国のどこを愛することを指すのだろうか。
クリスチャンとしては、日本の伝統芸能とか伝統建築を好むことは
神道や仏教などの影響を受け過ぎていて、抵抗がある。
修学旅行といえば、仏閣神社へのお参りが必ずルートに含まれているものね。
私はその時代にはクリスチャンでなかったから何も感じなかったけども。
それでは、日本の土地風土を愛するというのはどうだろうねえ。
日本は四季がはっきりあって、その移り変わりが繊細である。
そのことは、非常にすばらしい。
神様のみわざのすばらしさを肌で感じることができるから。
が・・・。
私のように、人口の埋立地で育った者は、自然を感じることは少ない。
この辺りは周りに緑が少ないし、塩害に強い松などの常緑樹が多いのだ。
霜柱の立つような地面も少ない。
しかも、最近は冷暖房完備で季節を感じにくくなっている。
野菜なども、ハウス栽培などで１年中同じものが並んでいるし。。。
さて。
それでは、日本の何を愛そうかな？？？
自分のふるさとの何を愛そうかな？
あえて言うなら、愛すべきは治安のよさかな？
私は日本の治安のよさが好きだけど。
電車などの交通手段も正確で便利だし、日本製の製品は
なんでも決め細やかで便利である。水も下水道完備で清潔だしね。
ふむふむ・・・。
と、考えていて、自分自身にあまり愛国心がないことに気がついた。
子供に愛国心を、と言っている大人たち。
あなたたちは、日本を愛していますか？
ぜひぜひ、聞いてみたいものだと思った。
それと、愛せるような国作りをもっと推進したほうが早いんでない？
同日の過去の日記