hikachi's Diary
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ピアノのページのMy piano lifeで書いている通り、 音大時代私はピアノについて大きな挫折を味わいました。
それはつまり、私はすごくピアノが好きなのに、 すごく下手だということです。
私と同じくらいか、それ以上にピアノが好きで、 小さい頃からやっていた人が私より上手いのはいいです。仕方ないです。
でも、私が必死になってやっとここまでやってきたことを、 易々軽々クリアしてずっと先に進んでいる人が世の中には沢山います。
小学生で軽々ショパンのエチュードを弾いていたとか、 即興演奏や楽譜なしでどんどん弾けちゃう人とか。
今日、教会でピアニストの方の特別演奏がありました。
おとなしくてひっそりした感じの方でした。 演奏も、大人しくてひっそりした感じでした。とても上手でした。
3曲弾かれましたが、全部暗譜でした。
あー、彼女は私がどうしても越えられない壁を やすやすと越えている種類の人だなあ、と思いました。
ちなみに、今日ピアノの奏楽でしたが、ボロボロでした。
近くでそういう人が聴いていると思うだけで、 精神統一が出来なくなる、弱い私です。 いつもの通り弾けばいいのにねえ。 いつも偉そうに語るくせに、大変だらしないひかちなのでした。
若い頃の挫折感。
乗り越えて、自分は自分でやればいいと何回も立ち直ってきたけど、 やっぱりどこかで心のトラウマになっているんですね。
自分は下手だと知っていても、決定的に見せつけられると 哀しくなるし、嫉妬する。ほんとうに、だめな私です。
同日の過去の日記
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