2004年04月24日(土)    〜視線の先は〜2(仮題)<乾塚>

「乾ー、何シケた顔してるのさ?どうせまた一人でどうしようもない事をああだこうだと考えてたんでしょ」

「……まぁね」

苦笑して返す。不二はいつも核心をついてくる。
隙の無いヤツだ。
恐らくは、俺の「テニスをする手塚」に対する想い以外に何かしら燻っている事にも、気付いているんだろう。
お互い、口には出さないが。

大石のお袋さんが拵えたというサンドイッチを摘みながら、2、3不二と他愛のない話をして。
ふざけて走り回る桃たちを尻目に、ふと視線を手塚に戻す。

その横顔は、いつもと変わらず。綺麗で。

一頻り咎めた後なのか、少し疲れたような、呆れたような、そんな表情。
意識したものではない、眉間の皺。
騒がしい筈のその場所で。小さな溜息すら聞こえる気がした。
勿論、それは自分の想像であるだろうことは自覚している。

「ホント……参ったな…」

今度は聞こえないように、口内で呟いて。
それでも心なしか顔は綻んでいたらしい。

「あーーーー!乾がチョーエロイ顔してる!!」

英二が目ざとく指を差す。しかも大声で。
これだから36コンビは困る……片や確信犯。片や天然児。最強だ。
ほら……手塚まで訝しげに見てるじゃないか…。
結構誤魔化すの大変なんだぞ……。

「失礼だなぁ……。俺はいつもこんな顔だよ……」


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超中途半端!!(爆
時間切れだっ……続きは明日起きたら書く(現時点で27日なのがそもそも間違い









                 


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