左近日記
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こんにちわ、藤原左近です。
突然ですが、「しょんぼり」ってことば、どう思われます?
ワタシの持つイメージ。 夕暮れに肩を落としてとぼとぼと歩くさま。 こうべを垂れ、ため息も出ないくらいに打ちのめされて。
むかしからこのことばを目にすると、 さみしい気持ちが湧き上がってきました。
今まさにそのような状態なんだね?と思われた方。 実は当たっているようでそうでもないんです。 少しだけ、ほっとしている気持ちがあるんです。
今の状態がずっと続けば。 もうカレのことを考えなくてもいいんだ。 胃がきりきりするような思いをしなくてもいいんだ。 それがほんの少しのほっとしている気持ち。
こわいことばを投げつけられて、 これから先付き合っていく自信がない。 甘い時間を過ごせるかどうか、わからない。
このまま二人を分かつ河は広くなり、深くなり、 お互いの姿が見えないところまで、 ワタシたちを分かち、 大きな流れとなっていくかもしれない。
くらい色の水がゆっくりと流れていく。 お互いの気持ちを分かり合えなかった後悔。 お互いに自分勝手なことばを吐き出した罰。
時はもどらない。 時はかえらない。
今しょんぼりと夏の終わりに思う。 岸辺にひとり風に髪をなぶられながら。
この河の流れはどうなっていくのだろうかと。
藤原左近
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