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■ フリート街の理髪師
映画感想。ネタバレしまくり。
『スウィーニートッド フリート街の理髪師』
ミュージカル好き、グロ好き、暗くてもオッケー!人はオススメです。 血、ドバドバ出ます。首、さっくりざっくり切られます。たまに突き刺します。 鑑賞後、ミートパイが食べられなくなる恐れがあります。 個人的に、スタバのパイが形似てていいんじゃないかと思います。 上映後の客席の雰囲気がなんともいえなかった…(笑)
ジョニーデップ演じるスウィニートッドの復讐劇が大まかなストーリー。 ジョニデが出てるからといってコメディとは限らない。 いやある意味コメディだけど。ブラックコメディ。 大衆受けするかといえば、うーん、どうだろう。癖がある作品だと思います。 テンポも音楽も良かったです。元のミュージカルが見てみたい。 去年、日本でも市村さん主演でやってたらしい。 WOWOWあたり流さないかなぁ…。
えー、ティムバートン映画でお馴染みの ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナムカーター。 ジョニデ様は、様が付くだけあって、素晴らしかったです。 復讐心から狂気へ変わっていく様 ラストの殺される直前、全てを悟った顔がたまりません。 上手すぎない歌もいい。あれくらいが丁度良い。
ヘレナは、スウィニートッドを慕っているパイ屋の女主人。 好きな男の為に、人肉パイを焼き続けるこの人の方が狂ってる気がする。 それでも夢を見続けられる強さが凄い。 浜辺のシーンは笑う所だけど、少しもの悲しい。
判事はアラン・リックマン。 出演してるの知らなかったから、出てきてビックリした。 スネイプせんせーい。しかも歌い始めて吹いた。 や、元がミュージカルだからそりゃ歌うけど、ジョニデとスネイプ先生がデュエットしてんだよ。 そりゃ吹くって。面白くないわけがない。 しかもスネイプ先生のお付きはティモシー・スポール。ハリポタのワームテール。 キャスト見に行くだけでも楽しいです。ほんと。
アンソニー役のジェイミー・キャンベル・バウアーはこれがデビュー作になるそうです。 冒頭の歌声が素敵(*´∀`)空気読めない役だけど。 アンソニーが一目惚れする、トッドの娘ジョアンナはジェイン・ワイズナー。 細身で、ちょっと癖のあるけど好みの顔立ち。 歌声が綺麗な女優さん。実は現役大学生らしいです。 若い二人は大抜擢だなぁ。美形カップル好きだ。I feel you joana♪
トビーは、元は青年役なのか、それとも少年役なのか、どっちなんだろう。 舞台じゃ青年。映画じゃ少年。 でも舞台も、上映時間にひっかかるって理由で 青年役に若干変更したって聞いた事もあるので…どっちなのかサッパリ。
トビーのヘレナに対する歌は、愛情がこもってて好きです。 少年として歌えば母子愛。 青年として歌えば恋情、と解釈が違ってきて面白い。 映画は若干、恋心も混ざってた感じもしました。 だから余計にトビーの設定年齢がわからない。 ヘレナは完全母性愛。愛に満ちた人だな。色々突飛してるけど。
見終わった直後は、「もう無理。一回でいい」って思いましたが 段々もう一度見たくなってくる不思議な映画でした。
2008年01月20日(日)
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