Tonight 今夜の気分
去るものは追わず、来るものは少し選んで …

2008年12月23日(火) クリスマス・イヴ



「 愛のない人生は、花や実のつかない木のようなもの 」

                  カリール・ジブラン ( レバノンの詩人、画家 )

Life without love is like a tree without blossoms or fruit.

                                   Kahlil Gibran



花や、実のつかない木も、だからといって存在価値が無いわけではない。

だが、それは人間からみると、やはり 「 寂しい 」 ということになる。


愛する人がいなくても、けして生きられなくはないが、愛する人と共に生きる幸福感は、人生を豊かにし、より素晴らしいものにしてくれる。

多くの日本人にとって クリスマス は、本来の宗教的な意味よりも、愛する人と充実した時間を過ごす楽しみとして、定着しているように思う。

この日ばかりは 「 景気 」 のことなど忘れ、美味しい 「 ケーキ 」 に舌鼓を打ち、雑事や喧騒から逃れ、ゆったりと温もりを感じていたいものだ。

ある女性が、「 クリスマス は、なんとなく優しい気持ちになれるから好き 」 と言っていたけれど、たしかに、そういうものかもしれない。

あるいは、キリスト の最大の功績とは 「 クリスマス の習慣を遺したこと 」 ではないかと思うのだが、それは、信仰心の薄さによる冒涜であろうか。






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