「 あら探しをするよりも、改善策を考えなさい 」
ヘンリー・フォード ( アメリカの自動車王 )
Don't find fault, find a remedy.
Henry Ford
毎回、冒頭の名言が楽しみだという メール を、時々、頂戴している。
今回のは短く、使える場面も多いので、ぜひ覚えていただきたい。
どこの企業にも、会議で 「 fault ( 欠点 ) 」 ばかりを得意げに並べ、それで自分は 「 立派に仕事をしている 」 などと錯覚なさっている御仁がいる。
それに対し、気配りの得意な部下、同僚は 「 さすがご意見番 」、「 いやー、そこまで気づかなかったなー 」 などと、とりあえず調子を合わせる。
しかし、本人がいないところでは 「 バカじゃないの 」、「 文句だけなら誰でも言えるじゃん 」 と、批難の集中砲火が始まるのである。
逆に、けして普段は会社や同僚への不満をこぼさぬが、たまに皆が会議で困り果てたときに、そっと笑顔で 「 remedy ( 改善策 ) 」 を囁く人がいる。
どちらが有能で、信頼され、周囲の人気があるかは歴然としているのだが、困ったことに前者の御仁だけが、ご自分の評価をご存知ないことが多い。
自分の日記もそうだが、文章には作者の性格が反映されやすく、たとえばビジネスマンの書いた文章を読めば、その人の仕事ぶりも推察できる。
ブログ で政府や他人の悪口、ネガティブ な発想ばかり書いている御仁は、やはり仕事も ネガティブ で、会社、上司、同僚、部下の悪口に忙しい。
当然、出世には縁遠く、それでまた ネガティブ さに磨きが掛かり、ますます上司からは 「 使えん 」 と省かれ、後輩から 「 うぜぇー 」 と煙たがられる。
一般的に 「 うつ病 」 は気の毒に思うが、仕事を通じて発症される方の大半は、発病以前からの 「 仕事に向かう姿勢 」 に問題のあることが多い。
私の知人にも、「 うつ病 予備軍 」 的なビジネスマンがいて、そんな発想でいると 「 いづれ うつ病 になるぞ 」 と警告すべき人も存在する。
最近、日本は 「 ○○社会 」 だとか、「 ○○国家 」 だという表現をする人が増えていて、大抵、○○ には ネガティブ な語句が入る。
たとえば、「 格差社会 」 とか 「 独裁国家 」 などが代表的な例だけれども、そう言い放つ人々は、海外の情勢に関して 「 無知 」 と言わざるを得ない。
諸外国を巡れば、本当の格差とは何か、本当の独裁とは何かに気づくはずで、そのような言葉で自国を蔑視する愚かさには、まったく閉口する。
今日も、人身売買事件が発生したことを受け、某ジャーナリストが 「 日本は人身売買国家です 」 との発言をしていたが、一体、何を考えているのか。
日常的に万引きという犯罪は起きるが、それで 「 万引き国家 」 とは呼ばないのと同じく、人身売買があったといえど 「 人身売買国家 」 ではない。
つまり、ごく一部分の ネガティブ な現象 ( 犯罪や不祥事など ) を取り上げて、それに 「 社会 」 や 「 国家 」 を付け加えて喜ぶ連中がいるだけだ。
そんな風潮が蔓延したことで、ちょっと収入が少なければ 「 格差社会 」 だと喚き、ちょっと与党が票決を急ぐと 「 独裁国家 」 だと、大勢が騒ぐ。
特にムカツクのは、ちょっと私が旅行を楽しんだり、車を買い換えたりなんかすると、それを妬んで 「 格差社会ですねー 」 などと言う連中だ。
そこは、相手の襟首を掴んで 「 いいか、お前より私のほうが収入が多いのは “ 格差 ” のせいじゃなく、お前の何万倍も働いたからだ 」 と言いたい。
まぁ、実際には笑顔で 「 いやぁ〜、そうでもないッスよー 」 などと誤魔化しているのだが、本音を言うと、そんな感じである。
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