Tonight 今夜の気分
去るものは追わず、来るものは少し選んで …

2007年04月16日(月) 生ビヨンセの魅力



「 しばしば直感に頼らなければなりません 」

                     ビル・ゲイツ ( マイクロソフト社の会長 )

Often you have to rely on intuition.

                                     Bill Gates



緻密な計算能力だけでは、何事も頂点を極めることなどできない。

世界一のお金持ち ビル・ゲイツ もまた、直感の重要性を知っている。


仕事柄、4月上旬は忙しく、日記の更新も滞りぎみなのだが、先週は前々から楽しみにしていた 『 ビヨンセ 大阪公演 』 に出かけた。

会場に到着してまず最初に気付いたのは、老若男女に亘る幅広いファン層があり、各人が自由に、それぞれの楽しみ方に興じている点だ。

アーチストの歌唱力や音楽性を語るのに、小難しい理屈を並べる人もいるが、音楽とは 「 直感 」 で受け止めて、心で味わうものではないだろうか。

たとえば絵画の場合、写真という技術が発達する以前は、対象となる人物や風景を正確に模写する能力が重要だったが、現在の評価は違う。

どこそこの音楽学院を出たやら、何々の賞を獲ったという理屈で評価するだけでは、正確性を判断できても、真の魅力や価値には触れられない。


良い席を確保できたおかげで、歌もさることながら、情熱的なダンスやら、細かいパフォーマンスまで堪能できて、大満足の一夜となった。

最近、巷では若い人の間で 「 エロカッコイイ 」 なんて言葉が流行っているけれど、まさにそういう表現を感じさせるアーチストである。

若者言葉の台頭について、日本語の乱れだとか、語彙が貧困だとか揶揄する人も多いが、それは一概に言い切れないように思う。

現実的に、「 肉体的な豊満さによる魅力 」 とか、「 セクシー 」 などといった過去の言葉だけでは、単純に言い表せない新しい資質がある。

マリリン・モンローのセクシーさと、ビヨンセのセクシーさは異質で、たとえばそこに 「 妖艶 」 などという言葉を用いても、ちょっと違う気がする。


細かいことを言うと、総体的に昔風の艶っぽい女性の場合、どこか男性に媚びたような印象があり、「 エロカッコイイ 」 には、そうでない強さがある。

異性の視線を気にするだけではなく、自分らしさを追及する中での創造的な魅力というか、本能に従うたくましさのような気配を感じさせるのだ。

堅苦しい分析は余計かもしれないが、とにかく 「 エロカッコイイ 」 というのは言葉が新しいだけでなく、昔にはなかった概念のようである。

だから、あえて古い言葉に置き換える必要もないし、けして日本語の乱れでもないわけで、安倍内閣の目指す 「 美しい国づくり 」 にも抵触しない。

特に年輩者は、新語を頭でなく直感で受け容れる癖をつけたいものだが、スタイルだけ真似て 「 エロアツクルシイ 」 にならぬよう注意も必要だ。






↑ エンピツ投票ボタン です。 一度クリックする毎に筆者が踊ります。

My追加


 < PAST  INDEX  NEXT >


Oldsoldier TAKA [MAIL]

My追加