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2007年02月03日(土) 柳澤厚労相に反省してほしいこと



「 女性は男性よりもイライラすることが多い。

  それは男性が女性よりもイライラさせるからであろう 」

                                   英語のジョーク

Woman are more irritable than men, probably because men are more irritating.

                                   English joke



数多くの男性、女性と接してきたが、一概にそうとは言えない。

ただし、優秀な女性は、優秀と思い込んだ男性ほど、イライラさせない。


柳澤厚労相の迂闊な一言が波紋を呼んでいるが、前回も書いた通り、特に金融畑を歩んできた御仁は、どこかバランスの悪いところがある。

東大の法学部を出て大蔵省に入り、その後、政界入りしたオジサンだが、自民党内では 「 増税による財政再建論者 」 として有名な人物だ。

前政権では金融担当大臣に任命されたが、「 日本の銀行はいたって健全で、公的資金の投入は必要ない 」 などと、当時も珍妙な発言をしていた。

日本経済の癌ともいえる銀行に対し、かようなアホ発言をしたこともあって、「 このオジサン、頭がおかしいのでは 」 と、即刻、閣僚から更迭された。

今回、野党からも辞任要求が出ているけれど、このオジサンにはそういった 「 前科 」 があり、これが初めてのことではないのである。


女性蔑視だとか、大臣の器でないとか、様々な批判を浴びる一方、ドライに少子化対策を語った結果だとか、言葉尻を捉えるなといった擁護論もある。

なかでも、世の女性に対して、「 女性は子供を産む機械 」 と時代錯誤的な “ モノ扱い ” したことに腹を立てている人が、もっとも多いようだ。

たしかに、大臣が公然と男女差別発言を行った問題は大きいが、それより罪深いのは、この発言が 「 多くの女性を傷つけた 」 ところにある。

男性が子供を産めないのは当然だが、すべての女性が子供を産めるわけではないことを、東大出の国会議員が知らなかったとは思えない。

この発言は裏を返すと 「 子供を産めないなら女性ではない 」 と言っているようなもので、それがどれだけ多くの女性を傷つけたか、知るべきだろう。


高年齢や病気などを理由として、子供を産みたくても産めない女性たちは、私の周囲にもたくさんおり、皆、それぞれに心を痛めている。

以前、結婚を前提として交際していた女性は、病気で子供を産めなくなったことが原因で、私の前から去ってしまった。

こちらは子供ができなくても平気だし、どうしても欲しいなら養子をもらってもいいと伝えたが、女性にとって出産の可否は、そんな次元の話ではない。

相手に対する申し訳なさとか、誇りとか、未来への希望だとか、絶望とか、いろんな感情が入り混じって、出産の可否を受け止める女性も多いのだ。

だから、今回の発言については、単純に 「 女性有権者の反発を買った 」 というだけでなく、誰かを傷つけた重さを、十分に反省してほしいと思う。






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