2008年09月23日(火) |
今井絵理子ちゃんのこと |
少し前の話題になるけれど、SPEEDが再結成した。
これまでにも期間限定の再結成は何度かしていて、 解散のときや再結成のたびにライブに行っている私としては あの四人が揃って活動してくれるのは、とても嬉しい。
とくに淡路島ライブでの絵理子の弾けるような笑顔は忘れがたい。
今回の再結成は、絵理子の長男の聴力障害を公表した上での 24時間テレビ絡みということで、上手く言いくるめられて 利用されたんじゃないの?というような複雑なものはある。
彼女の長男くんの人生において正しい選択だったのかどうかは まだわからないけれど、絵理子だってもう立派な大人なんだし。 悩んだ上での結論なんだろうから、そこは尊重したい。 (出来婚即離婚が立派な大人かどうか知らんが)
彼女は最近ブログでも手話について度々触れていて、 少しでもみんなに興味を持ってもらいたいという姿勢を感じる。
私は、
今は「電子メール」を使う文化が非常に発達しているので その点は、この時代に聾である人にとって本当に良かったなぁと思う。
また、会話の速度には遠く及ばないながらも一応「筆談」という手段もある。
それでも、こと会話に関しては…聞こえなくて手話が第一言語である人は、 日本人として日本に居ても、言葉が通じない異国にいるようなものだろう。
健聴者のほとんどが手話を知らないということは、そういうことだ。 聾の人たちはものすごく狭いコミュニティで生きなければならない。
それはあまりにも寂しいんじゃないか。
健聴者の中にも少しでも興味を持って手話を使える人が増えれば、 聾の人もより多くの人とコミュニケーションが取れるんじゃないか。
今現在そう考えている私としては、芸能人である彼女が 長男くんのことを公表して手話について語ってくれていることに 深く感謝しつつ応援していきたいと思う。
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