朝、起きてみたらなんだか身体が楽になっていた。
高熱にうなされて寝込むこともなく、咳に苦しんで眠れない日々を過ごすこともないまま風邪が去るなんて、私としちゃあ快挙だ!ってな感じで、ちょっと楽になったぐらいでこうやってすぐに油断してラリホーな気分になってる私はお義父さんから八朔が送られてきてるのを思い出した。
そのお義父さんの息子である私の相方は柑橘類を好まないし、私自身はいわゆる小さな蜜柑は大好物だけど大きくて皮の硬いオレンジとかポンカンとか八朔の類は苦手なので二人して困っていたのだ。
そうやって困惑しながらもちびちびとは食べるのだけれどこのままのペースではいくつかは腐らせてしまいそうな予感でいっぱいだったので、元気になって調子に乗ってるうちにマーマレードに大変身させることにした。
そんなわけで皮を剥いたり刻んだり実をほぐしたり砂糖をドバドバ入れたり茹でたり煮詰めたり冷ましたりして現在に至るのだけれど、さっき食パンに載せて齧ってみたところどうやら私はこの半日と八朔3個を無駄にしたらしいことがわかるイマイチな出来だったので脱力している次第だ。
残りの八朔は余計な加工などせず素直にいただこうと思う。
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