羽積風narration
…どうかなぁ?

2003年09月13日(土) さてさて ほほ〜♪



 クロノスの塔

 クロノス
 ギリシャ神話に登場する
 時間の神
 後に 農耕の神となって
 人々に 多くの農壌と幸福
 を もたらした

 河合隆三

…神様って転職できるんだぁ。へぇ〜…(-_-;)ノ"Ω
(そんなことより“を”から改行してるのが気持ち悪いです)



さてさて、そんな今日ですが。

ノッポさん@できるかな こと 高見 映(たかみ えい)さんの
講演会があったのです。in エスパスフェリシモホール。

というわけで、ちょっくら神戸のほうへ行ってまいりました。



例によってやたら早く最寄り駅に到着してしまった挙句
飲食店も見つからず、公園で時間潰し。気持ちの良い気候で良かった。

駅の売店で菓子パンとアイスの実を購入し、
大きな噴水近くのベンチで一時間ほど過ごす。



ベンチにこんなオブジェのあるあたりが、神戸というかなんというか…。



会場の入り口では大きな猫が、触られ放題でノタ〜ッと寝ていました。

高見さんはもうノッポさんを終了されてだいぶ経っているし
今は俳優や絵本作家やいろいろな活動をされているそうなので、

「ノッポさんがすべてじゃない。高見映として見てくれ」

的なジレンマがあるんだろうな〜…と思っていたら。

思いっきりノッポさんとして登場!

あの帽子!あの動き!客席後ろの扉から楽しそうにタップを踏みながら
たくさんのお客さんと握手を交わしつつ前へ前へ。

す、すごぃ。プロのエンターテイナーだよ。
一瞬にして空気が変わったもの!みんな「きゃーっ!o(>_<)o」状態で。

客層は、私と同じようなできるかな世代の人たちが多くて。



高見さんは、芸能界に入って、何度か挫折して…
やっと見つけたノッポさんという自分にピッタリの仕事を大切にするあまり
できるかなを始めてから長い間、他の仕事を一切請けなかったそうです。

そして40歳前。

「自分にはノッポさん以外に何があるのか?何も無いじゃないか」
「いや、それで充分じゃないか」
「いやいや、そんなことはないだろう。良くないだろう」

という葛藤を自分の中で二年ほど繰り返し、
他のことにもチャレンジしていく決心をされたそうです。

守りに入っている間は「傷付くのが嫌で闘わなかった」とか
「“一生懸命やらない”という逃げ道を残していた」と言われたのですが、
その気持ちは痛いほどわかるなー!…と思いました。
汐もその種類の変なプライドの高さや引っ込み思案を持っていると思う。



そして活動の幅を広げることによって出逢いが広がって世界が広がって
そこから学んだことを話してくださいました。

「本当に賢い人は…
 ダメなものはダメと突き返すけれど、良いものは良いとちゃんと認める。
 上には上がいることを知っていて、一生懸命な人を馬鹿にしない。」

って。本当に大事なことだ。きっと歳をとるほどに、難しいことだ。



高見さんは、40を過ぎて活動の幅を広げられて
それから自分の才能をいくつか見つけられました。

やはり「もっと若いうちからいろいろやっていれば…」
という後悔があって。

今の若い人たちにいろんなことを一生懸命やってみて
自分の才能を見つけ出すように、としきりに勧められます。

でも、同時に「始めるのに遅すぎることなんかない」とも。



50歳。

お腹が出てきたのが気になった高見さんは、
少し引き締めようと水泳を開始。
当初カナヅチだったのに、隠れていた平泳ぎの才能が見る見る間に開花。
著名な水泳のコーチたちから
「もっと若ければオリンピックで金だったのに…」とマジで言われ、
実際に開始からなんと半年で全日本大会の二位という成績。

…う〜ん。そんなことが、あるのね。

目指しているわけでもなんでもない方向へ、
思わぬところで思わぬ才能が見つかることも。

ちなみに25mは四掻きで行ってしまうそうです。



読書も大変好きだそうで。「始めは乱読する期間が必要で、
そこから好みを見つけ出していく」のだと。

それは、「若いうちはいろいろチャレンジして、
そこから自分に合った道を見つけ出していく」
という話と重なっているように思えました。

ちなみに汐は、そういう意味で義務教育期間は必要だと思っています。

「たくさん本を読むことは、世の中にはいろんな考えを持った
いろんな生き方をしている人がいることを知る上で大切」と言われていて。

でも、あまりに“読書”を神聖化しすぎているように見えて
本をろくに読まない人をちょっと馬鹿にしてる(?)ような感じを
受けてしまったので、そこのところはちょっと閉口だったかも、です。
汐は読書は好きだけどね。



質問コーナーで「いちばん楽しいことはなんですか?」
というシンプルな質問に対して悩みに悩み、
「生きることは…つらいし苦しいことだと思います」という
フォローのしようもないぐらいストレートな答えを出されたことに驚き。

「○○をしているときがいちばん楽しいですよ」
と、明るく言ってしまうことは容易かったと思います。

だけど正直、誰もがそんな楽しいことを持っているわけではないし、
楽しさは一瞬で過ぎてすぐ日常の不安に戻ってしまうことも…。

そういうことも込みで、芸能人っぽくない心からの答えだと思いました。



「『好きなことは仕事にせずに趣味に取っておけ』というのは
 どう思いますか?」という質問に対しては、
「仕事にしてしまうと確かに仕事ゆえの苦しさがある。
 それによってそのこと自体を嫌いになってしまうのを恐れて
 そう言うのだろうけど、そんなことで嫌いになるくらいなら
 最初から大して好きじゃなかったんだろう。
 本当に好きなことなら、仕事ゆえの苦しみもひっくるめて
 楽しめるはずだから」と。

それは正解かどうか、今の私にはわからないけれど。
私もやっぱり好きなことを仕事にしていたいな、と思いました。


とにかく今回は

「何もやらなければ、何もめぐり会えない」

という、シンプルなこと。

日々忘れずに生きているつもりだけれど、やっぱり時々こうやって
人から話を聴くことで背筋が伸びます。有意義な時間でした。

工作の時間もあったし。できるかなの裏話もあったし。ふふっ。



そうそう。ノッポさんはあのポンキッキの台本を
初回から十数年書かれていたそうですよ。へぇ〜っ!( ≧▽)ノ"Ω


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汐 楓菜 [MAIL] [活動記録]

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