| 2003年06月26日(木) |
贅沢な朝風呂から始まった一日 |

寝転がると窓から見える空。
気が付いたら夏至が過ぎていた…。 至らなくていいんだよ!夏!
相変わらず夏嫌いの汐は馬鹿なので 夏風邪を引いてます。
てなわけで、今日は仕事はお休み。 明日も行きません。
バイト時代ならたぶんこのまま バックレてるな…。二度と行かねぇ。
でも今は派遣社員なので、そんなことをすると 派遣会社に傷が付くので、そんなことしないス。
いろんなこと全部逆手にとって楽しんでやってきた つもりだったけど、自分を騙すには限界があるです。
(人を騙すのはわりと簡単なんだがなー)
愚痴ることで楽になるとか 何の脈絡も無いカラオケで発散するとか そういう感覚が無いからな〜。
溜めに溜めて、潰れるだけですよ。いつも。
さて、せっかく良い天気なので出かけてきます。 銀行とか病院とかだけど。
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帰ってきました。いろいろ興味深かったので、報告。
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最近、面白そうな銀行を見つけていたので そこへ口座を開きに行きました。
…普通の銀行じゃなかった。
一歩入ると、サロンみたいなの。 静かで薄暗くて、待合の椅子も沈み込むようなフカフカ。 銀行員の女性も事務服でなく落ち着いた私服。 待っているお客さんも、きちんとした感じの奥様とか。
汐、明らかに場違いです。ピンチ。
まぁ、でも受付をしてしまったので逃げることもできず ますます面白そうなのでとことん見てやろう、と。
そして呼ばれて通された先は、個室!口座開設するだけで? そこで私服銀行員のお姉さんにいろいろ説明を聴いて手続き。
ゆったりした時間が流れる。彼女は上品ながらもざっくばらん。 普通、銀行員さんと世間話なんて、する!?
彼氏のこととか結婚のこととかなんか訊かれて、 相手も「私もねぇ、7年同棲して8年目で籍を入れたんですよー」 とか言ってるし!面白すぎる。なんだ、この銀行は。
プライベートなこと訊かれても全然イヤな感じじゃなかった。 何かのデータで必要だったんだとしてもOKだ。
幸い、裕福な安定した環境の人しか口座が作れないとか そういうわけでもなかったようで、無事完了。
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血液検査をしてもらいに、近所の内科へ行きました。
近々歯医者でするインプラントの手術で全身麻酔を使うため、 事前に血液検査の結果を麻酔医さんに見せておく必要在りで。
歯科のほうからは
「内科に行って『血液検査お願いします』と言っていただければ それで大丈夫なので、その結果をFAXしてくださいね」
と言われていたのだが…
受付のほうでそう言うと、奥から カッコイイのに頭髪が残念な先生が登場して
「そんなんじゃわからないですよ。その歯医者いい加減だなぁ! 血液検査と言っても調べる項目も深さもいろいろ在るんだから どこが必要なのかちゃんと教えてもらわなくちゃ困るんだよ。 僕が訊いてあげるからその歯医者の電話番号教えてみ?」
と言われ、歯科の診察券を渡す。さらに
「そういう歯医者に限って、そんな適当に血液検査させて 何か問題が起こったら『だって内科が大丈夫って言ったから…』 とか言うんだよ!間にいる患者さんがかわいそうだよねっ?」
などと尤もなことを言ってくれたおかげで、歯科への不信感浮上。
受付付近でそんなやり取りをした後、診察室へ通されたのですが。 これがまた…普通の部屋!一般家庭の部屋じゃん!
私の部屋にもあるような木製の本棚に並んでるのは一応医学書 なんだけれど、月刊誌っぽいものも置いてあるし。 明らかに趣味のグッズやら私信っぽい封筒やら…うまく言えないけど。
白と銀と薬品臭で構成された冷たい空気のあの空間ではなくて、 普通の部屋としか言いようがないんだよぉ。 そこに無理やり医療用ベッドと事務机を置いてみて、浮いてる感じ。
そこで歯科と電話やFAXをやりとりしてくださったんだけど、 返事を待ってる時間なんかにさ、先生しゃべるしゃべる。
一応、医療保険制度の話題から始まったんだけど、そこから 政治論やら厚生省のパートのおばちゃんの時給やら飛ぶ飛ぶ。
先生、話し方とかも面白すぎです。 ちなみに、すぐに私のことは「キミ」呼ばわりになってました。
歯科からのFAXを見ながら 「すげぇ…こんなに調べるんかぁ! うわ、この分野はゴメン。僕ちょっと勉強不足。調べるわ」 …正直すぎてナイス!
んで、項目とかチェックしながら 「他になんか調べときたいことある〜?」 「えー?どんなのがあるか、私、わからないですよぉ」 「そりゃそうだよねぇ」 「潜んでる病気が発見されそうなやつを適当に見繕ってください」 「そうやねー。保険の利く範囲でできそうなこと適当に足しとくよ」 などと話しつつ、検査内容確定。
別室で看護士のお姉さん(これまたホンワカ良いキャラクター)に 「ほ、細い針にしてくださいね…?」などと言い、ビビリながら採血。
痛くなかったです。
採血なんて中三以来なので構えてしまいました。注射は怖いもん。 欲張って項目増やしたせいで、取られた血も多かったみたいです。 ふ、不覚でした。
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そんな感じでね。 今日行った二件は私の中の固定観念を大きく覆す二件だったのですよ。
またちょっと世界が広がりました。
いろんな所で、いろんな姿勢でお仕事をしている人がいるんだな〜 …という、当たり前のことを。ときどき肌で感じるのです。
以下、おまけ↓ちょこっと関連話?
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私の父はずっと、プレス加工の仕事をしていた。 長く続かない人だったので、職場は転々としていたけれど。 プレスの後も、やっぱり工場でするような作業を主に。 あと、雀荘。そして、パチプロ(笑)。
そんな父だが、ここ三年ほどだろうか。清掃の仕事をしている。 「歳のせいと、特に資格もないせいで、こんな仕事しかない」 と最初は言っていた。
だけどこないだ会ったとき、父はこう言っていたんだよね。
「俺なぁ、清掃の仕事がいちばん性に合ってるわぁ。 今までの数十年は、いったいなんやったんやろう?と思う」
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