部長motoいっぺい
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11月11日の日記に書いたが、僕の住む州の知事選挙が大接戦になっている。実は、この日記を書いている12月26日現在においても、まだ「確定」はしていない。
これまでの時系列は、
1/ 一次集計にて共和党候補が261票のリード 2/ 僅少差であったため、機械による再集計が開始 3/ 再集計の結果、共和党候補のリードが42票に縮小 4/ 民主党が規定により80万ドル弱の保証金を拠出し、手集計がスタート 5/ 機械でカウントされていなかった票が、(民主党有利な地区において)500票弱あることが判明 6/ 集計されていなかった票を「カウントするべきではない」という訴えが、共和党側から出される 7/ 州最高裁にて、当初カウントされていなかった票も「カウントすべき」との判断が示される 8/ 民主党候補が130票差で逆転
僕にとって興味深かったのは、4/のプロセスだった。不利な側が、一定額の保証金を拠出することで、再審を求めることができるのだ。再審の結果、判定が覆った場合は、保証金は返済される。
同様の仕組みが、実はアメフトのルールにも存在することを先日知った。審判の判定に不服があるチームは、タイムアウトを1回分賭けて、ビデオによる判定を求めることができるのだという。これを「チャレンジ」と呼ぶ。
とてもアメリカ的な、合理的なシステムだと思う。
肝心の知事選挙については、選挙管理委員会による確定は年内に行われるらしいが、敗者となりつつある共和党側が裁判に持ち込むであろうと予想されており、今後の展開は全く予想できない。
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