部長motoいっぺい
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2004年06月14日(月) 1本・2本・3本

日頃、子供たちの英語の上達振りに、日記の中でも親バカぶりを発揮している僕であるが、心配事ももちろんある。

それは、彼らの日本語についてである。

赴任後まもなく3年を迎え、いつ帰国命令がかかっても不思議ではない昨今、特に子供たちの日本語能力について気になるところだ。

8歳の息子の日本語は、基本的に赴任時の5歳児のレベルから大きく変化がなく、未だに幼稚園児のような、かったるいしゃべり方をする。また、言葉の並べ方が英語チックになっていて、主語の後にいきなり動詞がきて、やおら説明を始めるクセもある。日本の小学校に入ったら、同級生に笑われてしまうだろうなと思う。

おしゃべりな6歳の娘はというと、息子ほど言語年齢の大きな遅れは見られないが、基本的な日本語を知らないことに、時々驚かされる。例えば、いっぽん、にほん、さんぼん・・・といった、序数もかなり怪しげだし、お皿は1まい、本は1さつ、鉛筆は1ぽん・・・といった、単位についても、未だにあやふやだ。

ことほどさように、バイリンガル教育は難しい。


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