部長motoいっぺい
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2004年03月24日(水) アクシデント

数日前の人事異動内示の余波であろうか、昨日今日と、とても平和な日が続いている。つまりは、東京からのメールがほとんど届かないのだ。

そんな状況なので、忙しい時には絶対に手をつけないような、レポート書きなんぞをしながら午前中をすごす。

お昼時になり、「さて、昼飯でも食いに行くか」と席を立ったとき、駐在室の電話が鳴った。電話をとったのは駐在3号だったのだが、

「えっっ!!」と言って驚いている。

電話は、先に昼食に出た出張者の車が、追突事故を起こしたと言うものだった。運転していたのは、6ヶ月研修生のTくんで、残りの3名は出張者だった。

正直言って、この4名で事故処理を行えるとは思わなかったので、駐在1号・2号。・3号が現場に急行。幸い、けが人は無く、先方の車もまだ自走できる状態だった。事故原因は、Tくんの前方不注意。赤信号に気が付いてブレーキを踏んだが、信号待ちをしていた車の前で止まることができなかったのだという。

先方はおばさん一人と、小さな娘が一人。あまり加害者側の人数が多くても、相手にプレッシャーを与えると思い、運転していたTくん、同乗していた主任検査員のYさんと、僕を除いて、その場を離れてもらう。

その後、警察が来て事情聴取を行い、約30分後にケースナンバー(事故番号)をもらって、やっとその場を離れることができた。

意外だったのは、Tくんが「スピード違反」の反則キップを切られたこと。警察官いわく、「スピードを出しすぎていたから、信号で止まれなかったのだろう」という。

もちろん、必ずしもスピード違反をしていたとは言い切れないが、例えば前方不注意など、キップを切る理由はいくらでも見つけられるため、素直に警察官の言うことに従う。もちろん、裁判所に出頭して争うことも可能であるが、反則金153ドルを素直に払うことが、Tくんにとって良い薬になると思う。

その後、レンタカー会社に行って新しい車と交換をし、やっと食事にありついたのは午後1時過ぎ。

あ〜あ、疲れた。


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