部長motoいっぺい
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2004年01月27日(火) 息子の英文読解(前編)

年末に日本に帰国したときに、息子が双方のおばあちゃんに「英語が難しい」と弱音を吐いていたらしい。まあ、無理もなかろう。日本語をしゃべりだすのすら遅かった息子が、日本語の成長の過程で今度は英語の世界に放り込まれ、たった二年半で英語を「理解しろ」ということに無理がある。

とはいいうものの、息子がかなり自信を失っているという事実が判明したため、年明けからは、おだてて褒めて伸ばすという風に、教育方針を若干修正した。

加えて、英語の理解を促進させるため、いよいよ本格的に「英文読解」を始めることとした。

これまでも、英語の本読みは行っていたのだが、理解を求めるレベルには達していないと判断していたため、ほとんどの場合、いわゆる「読むだけ」の本読みを行っていた。

しかし、学校から出される宿題も、徐々に難しくなってきて、例えば「この文における "That"は、何のことを指すのか」といった、指示語問題なども増えてきたため、読むだけではなく、「読んで内容を理解する」ということが本格的に必要になってきた。

ということで、ここのところの夕食後は、小一時間程度、息子と一緒に英語の本を読むようにしている。難しいのは、やはり日本語自体も語彙が不足しているので、訳してあげれば良いというわけではないということだ。場合によっては、英語は知っていても、日本語を知らないこともある。

また、中学生に対してするように、「関係代名詞」なんて概念は教えられないので、今のところは「英文を頭から訳していく」という手法をとっている。

【例文】
We need someone who can really get the team into shape for the big Thanksgiving game.

私たちは必要です。
(だれを?)
誰か。

私たちは誰かが必要です。<中間まとめ

(どんな人が必要なの?)
本当にゲットできる人。
(何をゲットできるの?)
チームを形にゲットできる。

私たちは、本当にチームを形にゲットできる誰かが必要です。<中間まとめ

(何のために?)
大きなサンクスギビングのゲームのために。

私たちは、大きなサンクスギビングのゲームのために、本当にチームを形にできる誰かが必要です。<答え


※青字括弧内は、僕の合いの手。


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