部長motoいっぺい
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2003年11月12日(水) |
ロサンゼルス出張(前編) |
ロサンゼルスの支店で開かれる会議に参加するため、火曜日から1泊2日の出張。
この機会に僕の車の定期点検(45000マイル点検)をするため、月曜日の夜にディーラーに車を預けておいた。それにしても、27ヶ月で4万5千マイルとは、よく走ったものだ。
火曜日の朝、地元の空港に向かい、9時15分発のユナイテッド航空ロサンゼルス行きに乗り込む。 飛行機は定刻に出発したのだが、離陸後9000フィートまで上昇したところで、管制官から高度を維持するようにとの指示。
なぜ管制官からの指示が聞けたかと言うと、ユナイテッド航空はパイロットと管制官の交信を、機内オーディオを使ってモニターできるようになっているためだ。僕はこの航空管制通信を聞くのが楽しみで(めっちゃマニアック)、ユナイテッド航空に乗ると、必ずと言っても良いほどこのチャンネルを聞いている。
「近くに飛行機がいて上昇できないのかな??」と思っていたら、聞いていた管制通信がジャズ音楽に切り替わってしまい、その後の状況が分からなくなってしまった。 その数分後、飛行機はそのままの高度とスピードで、ゆっくりと大きな輪を描くように飛行し始めた。
「これは何かおかしいぞ・・・」と思った僕は、そばを通ったスチュワーデスに、「元の空港に戻るの?」と聞いたところ、「その可能性があります」という。彼女いわく、詳しいことはわからないが、副操縦士側の計器に以上が発生したらしいとのこと。
「飛行の安全性に影響はありませんから」と彼女は付け加えていたが、その後もパイロット・スチュワーデスからの機内放送はなく、「何か発表できない故障でも起きたのかな(怖)」と、普段であれば気にも留めない程度の揺れにも、神経質になってしまう。
結局、僕が「何かおかしい」と気づいてから20分ほどたった頃に、ようやくパイロットから、計器の異常のため離陸した空港に戻るとのアナウンスがあった。
元の空港に戻ったのは、離陸後約50分も飛んでから。 スポットに戻った後、僕たち乗客はしばらくは着席のまま修理を待っていたが、部品の在庫がなく、他の航空会社から借りる手続きをするのに時間がかかるため、降機して係員の指示に従って欲しいとのアナウンスがあり、乗客は全員降機。
降機した乗客が、ユナイテッド航空のカウンターに並び、それぞれ振り替え便の手続きをしているときに、「先ほどの飛行機の修理が完了したため、搭乗手続きを開始する」とのアナウンスが入ったため、再び機内に戻る。
結局、当初の出発時刻より2時間15分遅れの11時30分に、再びロスに向けて出発することになった。
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