部長motoいっぺい
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2003年09月18日(木) 今年度初のオープンハウス

今日は、子供たちの学校のオープンハウスだった。

定時に仕事を切り上げようと思っていたのだが、こういう日に限って、急ぎの問い合わせを日本から受ける。結局、いつもと変わらない時刻に会社を出ることになったため、オープンハウスの後半のみの参加となった。

息子のクラスでの様子も気になると言えば気になるが、何と言っても今回の「目玉」は、今年からKindergartenに通うウチの娘が、きちんと授業を聞いているかどうか。

娘の担任は、ミス・ホワイト。息子を担任してくれたミス・アンジェラが異動で学校を去ってしまったため、その代わりとして今年から採用された新人らしい。

彼女は以前にグアムのホテルで働いていたことがあったらしく、「オテアライハ、コチラデス」とか、「オクツノサイズハ、イクツデスカ」などという、特定の日本語のみを知っていた。
(余談ではあるが、ウチの娘は「お手洗い」の意味を分かっていなかった。。。)


ミス・ホワイトに、ウチの娘がクラスでどのように過ごしているかを尋ねたところ、

「彼女は良くやっているわ。いっぱい手を上げて、授業にも参加しているし、ちょっと元気が良すぎることもあるけれど、ボーっと天井を見上げているおとなしい子よりもずっと良いと思うわ」

と、お褒めのお言葉を頂いた。


僕はミス・ホワイトの言葉を聞きながら、息子がKindergartenに通いだした直後のオープンハウスのことを思い出していた。

当時の息子の担任であったミス・アンジェラから僕は、

「言葉が通じなくて辛いのは分かるけど、意地悪されてもクツを投げるのはいけないことだと、教えてあげてくださいね」

と言われていたのだ。

息子は日本の幼稚園では、物を投げたり友達を叩いたりする子ではなかったので、それを聞いた僕は、いかに息子が「言葉が通じないことによるストレス」を受けているかを思い知らされ、不覚にもミス・アンジェラの前で泣いてしまったことがあった。

あれから2年。子供たちはずい分とたくましくなった。


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