部長motoいっぺい
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2003年09月14日(日) Aki Matsuri

僕と嫁が通ったことのある、近くのコミュニティ・カレッジで「Aki Matsuri」なるイベントがあった。

Aki Matsuriというだけあって、日本文化を紹介しつつ多少のお祭りムードをかもし出すというイベントで、今年で十数回目になるらしい。

嫁はボランティアとして、書道の実演コーナーのお手伝いにお昼の2時間ほど借り出されていたため、僕は子供たちをつれて会場をウロウロしていた。

展示内容としては、書道・活け花・茶道・盆栽・武術(剣道・合気道・空手など)と、盛りだくさんであり、息子や娘が始めて見るものもたくさんあった。彼らは純粋な日本人でありながら、日本の文化に初めて触れるのがアメリカで、というのも、幼くして日本を離れた彼らならではということか。

僕が「日本文化」を見て改めて感じたのは、「様式・様式美」を大切にしているな、ということ。
アメリカを含めて西欧諸国では、様式よりも結果を重視するため、例えば空手の「型」なんかを練習している時間があるのならば、「ボクシングのスパーリング」に時間をかけるような気がする。

また、西欧諸国では「楽しむこと」が趣味の基本となっているような気がするのだが、日本文化では「きちんとすること」が楽しむことの前提になっていると思う。

もちろん、どちらが良いとか悪いとかということではなく、単に違いを再認識しただけに過ぎないのだが、こういった違いが、まれに文化の摩擦という形で現れるのかもしれない。


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