部長motoいっぺい
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2003年09月02日(火) ESLテスト結果速報

臨時ニュースをお伝えいたします。

米国太平洋時間の9月2日午前11時から、駐在2号。家の語学担当である娘さんの、ESLクラス編成テストが実施されました。

娘さんはテストの順番を待っているときに、「ウォーリーを探せ」の本を見つけてしまい、試験官が事前の質問に来たときには、完全に気もそぞろ。
両親が鋭い視線で「試験官の話をちゃんと聞け!」とメッセージを送りましたが全く意に介さず、試験官の質問に「単語で答える」という攻撃に出ました。

その後娘さんは別室でのテストとなりましたが、別室は待合場所のすぐ横であり、かつドアが開け放たれていましたので、両親は耳をダンボにして聞き耳を立てておりました。

両親によりますと、質問は以下のようなもの。

・説明を聞いて、絵の中のものを指し示す
例:机の下にあるものを指差してください

・3種類の絵の中から、正解を選ぶ
例:一番高いものはどれ?

・あなたの好きな○○は何ですか?(口頭試問)
例:あなたの好きなゲームは?

・私に○○を質問してください(口頭試問)
例:私の家の場所を聞いてください


試験中娘さんは、時おり「おしゃべり娘」の片鱗を見せて、余計な話に持ち込もうとしていましたが、試験官もプロのため、なかなか自分のペースに持ち込めない様子。

そうこうしているうちに、15分ほどでテストは終了。
テスト終了後の両親の感想としては、

「実力を出し切れなかったのでは???」
という、全く親バカなものでしたが、テスト終了後5分ほどして試験官から結果を聞いたときには、両親とも意外な結果にびっくり。

結果は

「ESLの必要なし」
というもの。

試験官いわく、

「最低点ではありますが、ネイティブの子供として扱えます」
とのこと。

この結果により、これからは駐在2号。家の娘さんは

「出来の悪いネイティブの子」
として学校で取り扱われるようです。

ちなみにこの結果に、駐在2号。家の両親は、狂喜乱舞しており、特にこれまで息子さんの言語習得(日本語・英語)で苦汁をなめてきた奥さんは

「初めて子供の語学で認められた」
と、涙も見せんばかりの喜びようでした。
奥さんは「誰かにこの結果を言いふらしたい」と思っているようですが、小心者のためそれも出来ないようです。

以上、臨時ニュースでした。


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