部長motoいっぺい
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2003年05月01日(木) 戦闘終結宣言に思う

今日、アメリカのブッシュ大統領が、イラク戦争に関して「主要な戦闘が終結した」との宣言を行ったそうだ。

僕が戦争突入当初に受けた印象では、もっと長引く(少なくとも数ヶ月)と思ったのだが、一月程度で戦闘終結に至ったのは、何はともあれ喜ばしい。


戦争が始まる前の日記にも書いたが、僕自身はこのイラク戦争に対して、「大義」がないと感じていた。
もちろん今でもその基本線は変わっていないのだが、やはりアメリカのメディアを通じた映像を見ていると、ちょっと複雑な気持ちになるのも確かだ。

確かにこの戦争により、「結果として」イラクの国民を、フセインという独裁者による恐怖政治から救った功績は、賞賛すべき面もあると思う。そして、それを喜ぶイラクの国民も、決して少数とは言えない。

しかし、だ。

結果論で全てを論じて良いのだろうか。
民主主義を世界に布教する教祖国として、「プロセス」も結果と同じように重要視すべきではなかったのか?

それとも国際政治の世界では、結果だけが全てなのだろうか。



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