部長motoいっぺい
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「後任からの電話」といっても、僕の帰国が決まったわけではなく、今年の春に帰国する海外実務研修生(2年)の後任から電話があった。
彼とは以前から面識があり(以前は社宅の2軒となり)、彼が後任ではないかと勝手に推測していたのだが、やはり予感は的中した。
まだ人事部との面接も終わっておらず、内々示もされていない状況で、現地に連絡を取るのはご法度なのだが、慎重な彼が電話をかけてくるぐらいだから、相当に嬉しかったのだろう。
奥さんも海外経験はないものの、海外赴任をよろこんでいるようで、とりあえずは一安心。 ただ逆に心配なのは、海外赴任をよろこんでいる人に限って、「理想と現実のギャップ」に悩む人が少なくないという事実だ。 ウチの嫁とも話したのだが、ウチのように「海外生活はイヤ!」と思って来たほうが、現実に起こる全ての出来事を「諦観」の一言で受け入れることができるのではないか。 (本当に耐えられずに、帰国してしまう家庭もあるが)
もちろん理想に近づくために努力する人も多いと思うのだが、人間なかなかそう強くい続ける事も難しい。
彼の家庭がこちらでの生活に上手く馴染み、2年という限られた期間を有効にエンジョイできることを願う。
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