部長motoいっぺい
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2002年06月18日(火) 高校生に洗車をしてもらう

これも映画を見に行った土曜日のこと。

この先の天気予報が晴天続きだったため、車を洗おうと思い立った。
この街に住む人々は、意外なほど車をきれいにしている。

車を洗いに行く前に、息子を日本語補習校に迎えに行く時のこと、近くのハイスクールの角で、高校生の女の子が「洗車します」という看板を持って、客の呼び込みをしていた。

これだけを聞くと子供が小遣い稼ぎをしているように聞こえるであろうが、そうではなく、学校のクラブなどが寄付を募るために、洗車などの活動をしているのだそうだ。

以前に駐在1号から、

「寄付みたいなモノだから、機会があればやってみれば?」
駐在2号のワンポイント英会話:寄付=Donation(ドネィション)

と言われていたのを思い出し、息子を学校でピックアップした後、洗車をしてもらうことにした。



入り口に立っていた女の子に

「How much?」

とめちゃめちゃベタな英語で聞いたところ、

「Donationだから、いくらでも良いんですよ。5ドルでも、10ドルでも、20ドルでも!」

と、さわやかな笑顔で答えが返ってきた。

洗車場所はハイスクールの駐車場で、ホースを水道の蛇口から引っ張ってきており、生徒達が何人かで僕の車を洗ってくれた。
お金がからむせいか何人かの大人も付き添っており、生徒に拭き忘れの箇所を指摘したりして、なかなか厳しく指導していた。

お金を稼ぐことの厳しさを学ぶことと、寄付金を集めるという両方の目的を同時に達成できるこのシステム、日本でもやってみるといいなと感じた。



ちなみに僕は、いつもガソリンスタンドで洗車に払っている7ドルに1ドルを上乗せした8ドルを寄付してきました。


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