部長motoいっぺい
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2002年06月06日(木) 日米警察官比較

アメリカにはパトロールカーが多く走っている。
少なくとも僕の住む街においては、日本よりはかなり多く走っていると思う。

なぜそうなのかについて、考えさせられる息子の質問が先日あった。



















「なんでアメリカのおまわりさんはひとりでパトカーに乗っているの?」

そう、こちらでは一台のパトカーに一人しか乗っていないことのほうが圧倒的に多い。
だから、パトカーの数も多く見かけるのだと思う。

今日は、何故アメリカのパトカーは一人で乗っていることが多いのかについて考えてみる。



まずは、分かりやすいところから、

1/治安の違い

僕の住む街はアメリカの中でも比較的安全と言われているが、それでも日本に比べれば犯罪はやはり少なくはない。
少しでも多くのパトカーを走らせて、すぐに通報があったところに駆けつけたり、または走っていることで犯罪を抑制する必要があるのだろう。


次に考えられるのが、

2/予算の違い

日米で警察にかける予算の違いについて知らないが、アメリカの方がパトカーにかける予算が多いのではないかと推測される。


そしてもう一つ、

3/仕事に対する考え方の違い

米国で働く人は自分の職責に非常に忠実であることが多く、逆にいえば決められたとおりに仕事をしなければ、即仕事を失うという危機感の中で仕事をしていると思う。

これを警察官に当てはめると、例えばスピード違反で捕まえた人に対してとても厳格に接する。スピード違反は大変危険な行為で、これを取り締まることが彼らの重要な任務だからだ。

一方、日本においてスピード違反を取り締まる警察官の中には、

「急いでたんですかぁー」
↑急いでたら、許してくれるんかい!

などと気の抜けたことを言う者も少なくなく、自分は捕まえたくないんだけど仕事だから仕方が無いという、自分に怒りの火の粉が降りかからないような態度を見せる警察官もいる。

そんな警察官が、もしパトカーに一人で乗っていたとしたら、断固とした態度で違反者に接することができないのではないか。だから一台のパトカーに複数の警察官が乗っているのではないか、と。

もしそうだとしたら、少し悲しいですよね。









【追記】
ミニパトの婦人警官って、駐禁の取締りを一人でやってるんですかね。
だとすれば、女性の方が毅然とした態度を取れるのかも知れませんね。
男性陣も頑張らねば。


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