部長motoいっぺい
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2002年06月04日(火) 香典

駐在1号はお父様がお亡くなりになったため、今週一週間は帰国している。

僕はこちらの取引先会社の方々に連絡をしたり、駐在1号あてのE-mailを処理したりする必要があった。

中でも対応に苦慮したのは、「香典」をどうするかである。

普通、会社の上司や同僚の親族が無くなった時には、同じ部署から何人かがお通夜に出席し、会社でとりまとめた香典を届けるといった形になると思う。

ところが・・・ここはアメリカ。

会社の部下である僕達がお通夜に出席することはできない。
しかしながら、この地に住む我が社の社員たち(研修生などで、駐在室以外に勤務)は、ここで香典を取りまとめると思って電話をしてくる。

しかし、以前に駐在1号と香典について、駐在室ではとりまとめをしないという確認をしていた僕は、電話をしてきた社員に次のような説明をした。



駐在室では香典のとりまとめはしません。理由は、
・遠方である
・円ドルの両替が必要である
・香典返しを持ち帰るのが、当人にとって大変
・アメリカには香典という慣習がない

からです。


これで納得してくれる社員もいるのだが、日本の感覚で「義理を欠いてはいけない」と思っており、何とか届けられないかと相談されるケースも少なくない。

僕の考え方としては、「気持ち」をどう表すかというところが重要であり、形式にあまりこだわっても仕方がないと割り切ることも必要だというものだ。





















とはいうものの、僕と駐在3号は、通夜の出席者に立替払いをお願いしてしまいました。
↑さすがに、同じ事務所の直属上司ですからね・・・でも、帰ってきてから怒られるかな??