部長motoいっぺい
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2002年03月16日(土) ロサンゼルス旅行未遂事件

3月15日から18日にかけて、3泊4日のロサンゼルス家族旅行に行って来た。

この旅行で起こった出来事については、17日と18日の日記に記すが、その前に2月の

ロサンゼルス旅行未遂事件

について触れねばなるまい。





州によって違うのかもしれないが、僕の住む州には2月の中旬にMid Winter Breakなるものがあり、学校は1週間お休みになる。

これを利用してロサンゼルス・テーマパーク巡りを計画した。

現地校はお休みになるものの、日本語補習校(毎週土曜日)は休みにはならないため、土曜の午後に学校が終わると同時に空港に向かい、ロサンゼルス行きの飛行機に乗る計画を立てていた。帰りは火曜日を予定していた。

家族4人でロサンゼルスに飛行機で行き、ホテルに泊まり、レンタカーを借り、テーマパークを巡るという荒行を行うと、当然のことながら金がかかる。
そこで少しでも旅費を安く上げるため、僕は禁断のチケットに手を出してしまった。

それは




















スタンバイ・チケット




知る人ぞ知るこの悪魔のチケットは、空席があれば乗ることが出来るが、空席がなければ乗ることが出来ないと言う、まさに一か八かの




















ラスベガスもびっくり

一発勝負チケットである。



しかしながら僕には勝算があった。
というのも、2月の中旬と言う閑散期に、

飛行機が満席になるはずがない

という駐在2号理論である。

もちろん事前に空席状況は毎日ウェブでチェックをし、乗ることが出来る午後の3便とも空席があることは確認済みであった。


子供には約2週間前からロサンゼルスの遊園地に向かうことは伝え、



















「言うことを聞けない子は、ロサンゼルス旅行の時にお留守番させるぞ!」

という、どの家でもやるような(もしかしてウチだけ?)脅しをかけるとともに、遊園地のガイド等を見せて期待をさせていた。





















当日


予定通り日本語補習校をお昼頃に終え、空港に向かった。
チェックインカウンターで、スタンバイであることを伝え、乗れそうかどうかカウンターの係員に聞いてみた。

すると、彼女はにっこり微笑み



















「VERY GOOD!」

と言う。


フッ・・さすが俺<自画自賛モード

そのまま荷物を預け、厳しくなったと言う金属探知機へと向かう。

可能な限り金属物を外したつもりが、検査精度が厳しくなったせいか、僕も嫁も金属探知機で引っかかってしまった。

ひとたび金属探知機にひっかかると、手足を広げて大の字に立ち、詳細にボディーチェックをされる。

僕と嫁が同じようにボディーチェックを受けていると、隣でウチの娘がニコニコしながら




















大の字になって、係員のウケをとっていた・・・(汗)

笑えるぞ、ウチの娘。。。



と、ここまでは順調にきていたのだが、タイトルからも分かるとおりその後は





















結局全便満席で乗れなかった(哀)








息子は

「なんで僕は乗れないの!飛行機乗りたかったーー(号泣)」

と悔しがって泣き叫んだ。


息子よ覚えておけ。お父さんが悪いんじゃあ無い。全部




















貧乏が悪いんだ。






















その後


飛行機に乗れなかったため、荷物を引き取りにバゲージクレームに行ったところ、




















荷物だけがロス旅行していた・・・(涙)




翌日、空港で荷物を引き取った後、そのまま車で3時間くらいかけて隣の州に小旅行に行き、ゲームセンターに毛の生えたようなファミリー・ファン・センターというところで子供達をあそばせた。

子供達はテーマパークとの桁の違いに気づいておらず、楽しく遊んでいた。
これが、小学校中学年以上だったら





















ショボイところでごまかすな!

と言われるところかもしれない。