部長motoいっぺい
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2002年03月15日(金) 車の購入(その2)

6900ドルでDさんの車を購入した僕は、赴任当日からその車を使用することになった。

引越しのドタバタで夫婦ともに疲れ果てていたが、車が無いことには嫁が外出できずに精神衛生上よろしくないので、初めての土日にはもうディーラーめぐりを始めていた。

この時点では一台のカムリを下取りに出し、二台の新車を購入する計画であった。これであれば、結構ディーラーも値引き交渉に応じるのではというもくろみもあった。

ところで皆さん、





















アメリカに軽自動車が走っていないのを知っていますか?



走っちゃいかんというルールがあるかどうかは不明だが、少なくともこれまでに僕の周りで見かけた一番小さい車は、1300CCの車である。

新車を二台買う決心をした時には、嫁用にはなるべく安い・小さい車(日本で言えば軽自動車みたいなもの)を買おうと思っていたのだが、いざインターネットで調べ始めたところなんと、
























軽自動車がない・・・(汗)


一番安い新車は、トヨタのECHOであったが、それでも税込みで























14000ドルもする・・・・ヲイヲイ、日本では上位車種のカローラだってもっと安いってば


仮に僕の車を20000ドル程度のものにするとなれば、合わせて























34000ドル≒400万円超!・・・破産だな、こりゃ・・(涙)





とはいうものの、ディーラーに行けば値下げ交渉や、Dさんから6900ドルで買ったカムリの下取り交渉で、予算内に収めることができるかもしれない、という淡い期待を抱いて、まずはトヨタのディーラーに向かった。


まずは下取り交渉。Dさんが僕に売った6900ドル程度で引き取ってくれれば、多少は予算に余裕が生まれる。
早速見積もりしてもらったところ、下取り価格はなんと、























4000ドル程度・・・Dさんウソつき・・(涙)




ディーラーのおじさんいわく、





















ブルーブックどおり下取りしとったら、商売あがったりや!
↑無論大阪弁ではない


とのこと。

駐在2号のワンポイント英会話:下取り=Trade In

















確かにDさんは

「もし、下取り価格の方が僕の売値よりも安かったら、差額分払い戻すから」

とは言ってくれていたが、まさか




















3000ドルも払い戻すことになる

なんぞきっと思いもよらないであろうし、僕もとても請求しにくいなぁと思っていた。




それでも僕は気を取り直し、新車の値下げ交渉を開始した。

しかし、どうも僕達家族はお金に縁が遠い、怪しい東洋人に見られたらしく
↑あながちハズレでもなかったりするが・・




















この値段で買わんのなら、お前らに売る車はないゎ!

みたいなことを早口でまくし立てられたため、僕達は早々にその店を引き払った。





それ以来、その店のマークがナンバープレート・ホルダー(注)に入った車を見ると、乗っている人が悪いわけでもないのに、なぜかとても






















ムカツク(怒)



【作者注】

多くの車のナンバープレート(ライセンス・プレートという)は、購入ディーラーの名前が入ったプレート・ホルダーについています。