「ダラダラ長いからCD売れない」という持論を持つEPICソニー創業者の丸山茂雄氏のインタビュー記事を見ました。レーベルゲート社の立ち上げに貢献した人でもあります。EPICソニー（現EPICレコード）というと大ちゃんとも関係が深いところです。

話の内容は「世の中は着うたを求めている」ということと「最近の音楽が昔に比べてつまらなくなっている」とのこと。果たしてそうなのでしょうか。

確かに曲なんてサビが良ければいいということはあります。ただ長すぎることがCD低迷の原因の一つと決め付けるのはおかしいと思う。着うたを求めるということが短い曲を求めているとは僕は思えません。

うまくいえないけれど、いい曲は長く聴きたいのが当然。アーティストに対して短い曲を作れと指定するのは酷だと思います。


実際長い曲を聴く体力がないという声も聞こえます。CDを買っても未開封という人もいたりします。着うたの便利さはCDには無いと思うし着うたビジネスはどのアーティストも開かれた市場じゃないといけないと思う。


ただＣＤそのものが音楽配信にとって変わると思えないです。ＣＤを買わなければ所有している気持ちにならない。さらにいろんな事業者の音楽配信があるので時には専用プレイヤーを使わないと再生できないなどの面倒さもあります。それの連携が出来ていなければ音楽配信にお金を払う気はさらさらおきないのです。